就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら特殊化学設備の取扱い・整備及び修理と書いてある資格があったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。
このページには
- 資格取得に必要な講習時間
- 資格取得に必要な講習受講料
などが書いてあります。
特殊化学設備の取扱い・整備及び修理の業務に必要な資格
特殊化学設備の取扱い・整備及び修理の業務に必要な資格があります。
- 特殊化学設備の取扱い・整備及び修理の業務に係る特別教育
特殊化学設備とは
化学設備(労働安全衛生法施行令第15条第1項第5号に掲げる化学設備)のうち、発熱反応が行われる反応器等、異常化学反応又はこれに類する異常な事態により爆発、火災等を生ずるおそれのある設備(反応器・蒸留器等)の事をいいます。
特殊化学設備の取扱い、整備及び修理の業務
(令第20条第5号に規定する第一種圧力容器の整備の業務を除く)引用元: 労働安全衛生規則 第36条 第27号
資格取得に必要な講習時間
特殊化学設備の取扱い・整備及び修理の業務に係る特別教育の修了に必要な学科時間は13時間です。
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危険物及び化学反応に関する知識(3時間)
危険物の種類、性状及び危険性
化学反応の概要
発熱反応等の危険性 -
特殊化学設備、特殊化学設備の配管及び特殊化学設備の附属設備(以下「特殊化学設備等」という)の構造に関する知識(3時間)
特殊化学設備の種類及び構造
計測装置、制御装置、安全装置等の構造
特殊化学設備用材料 -
特殊化学設備等の取扱いの方法に関する知識(3時間)
使用開始時の取扱い方法
使用中の取扱い方法
使用休止時の取扱い方法
点検及び検査の方法
停電時等の異常時における応急の処置 -
特殊化学設備等の整備及び修理の方法に関する知識(3時間)
整備及び修理の手順
通風及び換気
保護具の着用
ガス検知 -
関係法令(1時間)
法、令、安衛則及びボイラー及び圧力容器安全規則中の関係条項
特殊化学設備の取扱い・整備及び修理の業務に係る特別教育の修了に必要な実技時間は15時間です。
- 特殊化学設備等の取扱い(10時間)
- 特殊化学設備等の整備及び修理(5時間)
の計28時間です。
資格取得に必要な講習受講料
特殊化学設備の取扱い・整備及び修理の業務に係る特別教育の修了に必要な講習受講料です。
学科教育のみの講習を開催しいている講習機関しかありませんでした。
特殊化学設備の取扱い・整備及び 修理の業務特別教育講習受講料 |
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コース | 日程 | 教習機関A | 教習機関B |
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13時間 | 2日 | 13,200円 | 21,780円 |
最後に
短期間、低価格で取得出来る資格ですが、学科教育のみの講習を開催しいている講習機関しかありませんでした。
特殊化学設備関連商品
特別教育用テキスト、特殊化学設備取扱者安全必携が中央労働災害防止協会から1,980円で販売されています。