機械木工技能検定 機械木工・木工機械整備作業 1級、2級の違い

就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら、機械木工技能士という資格があったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。

このページには

  • 機械木工技能検定 1級、2級の違い
  • 作業の種類
  • 資格取得に必要な試験
  • 受験・応募資格・開催日程・合格基準
  • 費用・試験科目
  • 合格率

などが書いてあります。

機械木工に関する知識と技能を証明することができる資格

機械木工に関する知識と技能を証明することができる資格があります。

  • 機械木工技能士

です。

機械木工技能士は、都道府県職業能力開発協会で開催している機械木工技能検定に合格することで取得できます。

機械木工技能検定は、木材・木製品・紙加工品関係の技能検定で、
1級、2級があります。
選択作業は

  • 機械木工作業(1級・2級)
  • 木工機械整備(1級・2級)

です。

機械木工技能検定の合格者には
職業訓練指導員試験の一部・全部受験免除
労働安全コンサルタント試験の受験資格(1級)
木材加工用機械作業主任者技能講習の資格及び受講の一部免除
などの特典があります。
技能検定合格者の特典 技能士に付与される資格はこちらです。

  • 1級 機械木工作業
    数値制御ルータの種類・構造及び機能、木取り、木材等の接合及び接着、木工機械の使用方法、数値制御ルータの使用方法、プログラミング・加工、調整方法、品質管理などの製作作業に関する技能・知識と、併せて、木工機械の種類・構造及び機能、切削工具の種類・材質及び規格、木材の乾燥、木材及び木質材料(合板含む)の種類・規格・性質及び用途、木工塗装、木工機械精度検査の機能試験及び運転試験、電気、製図、関係法令、安全衛生などに関する知識も含まれ
    数値制御(NC)ルータで複雑な製品を製作するためのプログラムシート及びNCデータの作成、吸着治具の製作図の作成が行えるレベル
  • 2級 機械木工作業
    数値制御ルータの種類・構造及び機能、木取り、木材等の接合及び接着、木工機械の使用方法、数値制御ルータの使用方法、プログラミング・加工、調整方法、品質管理などの製作作業に関する技能・知識と、併せて、木工機械の種類・構造及び機能、切削工具の種類・材質及び規格、木材の乾燥、木材及び木質材料(合板含む)の種類・規格・性質及び用途、木工塗装、木工機械精度検査の機能試験及び運転試験、電気、製図、関係法令、安全衛生などに関する知識も含まれ
    数値制御(NC)ルータで一般的な製品を製作するためのプログラムシート及びNCデータの作成が行えるレベル
  • 1級 木工機械整備作業
    木工機械の装置の種類、構造及び機能、木取りの方法、木材の研削加工、材料の種類及び用途・機械的性質及び物理的性質、潤滑方式及び潤滑剤の種類・性質及び用途、ジグ及び取付け具の製作方法及び使用方法、電気用図記号(シンボル)及び電気回路図(配線図)、空気圧回路、木工機械の据付け方法、木工機械の修理方法、木工機械の調整方法などの調整・整備作業に関する技能・知識と、併せて、木工機械の種類・構造及び機能、切削工具の種類・材質及び規格、木材の乾燥、木材及び木質材料(合板含む)の種類・規格・性質及び用途、木工塗装、木工機械精度検査の機能試験及び運転試験、電気、製図、関係法令、安全衛生などに関する知識も含まれ
    自動一面かんな盤のかんな刃の取付けや調整、電気回路の結線作業に加え、丸のこ盤の精度検査が行えるレベル
  • 2級 木工機械整備作業
    木工機械の装置の種類、構造及び機能、木取りの方法、木材の研削加工、材料の種類及び用途・機械的性質及び物理的性質、潤滑方式及び潤滑剤の種類・性質及び用途、ジグ及び取付け具の製作方法及び使用方法、電気用図記号(シンボル)及び電気回路図(配線図)、空気圧回路、木工機械の据付け方法、木工機械の修理方法、木工機械の調整方法などの調整・整備作業に関する技能・知識と、併せて、木工機械の種類・構造及び機能、切削工具の種類・材質及び規格、木材の乾燥、木材及び木質材料(合板含む)の種類・規格・性質及び用途、木工塗装、木工機械精度検査の機能試験及び運転試験、電気、製図、関係法令、安全衛生などに関する知識も含まれ
    自動一面かんな盤の調整、電気回路の結線作業が行えるレベル

1級機械木工技能士の資格コードは6202
2級機械木工技能士の資格コードは6203です。

大分類F 製造関連技能
中分類62 木・紙製品製造
免許・資格コード 免許・資格内容
6202 1級機械木工技能士
6203 2級機械木工技能士

資格取得に必要な試験

機械木工技能検定は、実技試験と学科試験があります。
実技試験または学科試験のいずれか一方に合格した場合、次回以降の受検で免除を受けることができます。

免除要件の詳細はこちらに書いてあります。

受験・応募資格・開催日程・合格基準

受験資格

機械木工技能検定は、どの等級からでも受験をすることができますが、職業訓練歴、学歴、実務経験などで違いがあります。
技能検定試験の各等級の受検資格一覧表はこちらです。

機械木工技能検定受験資格
受験対象者 必要となる実務経験年数
1級 2級
2級
合格後
実務経験のみ 2年 7年 2年
専門高校卒業
専修学校(大学入学資格付与課程限)卒業
6年 不要
短大・高専・高校専攻科卒業
専修学校(大学編入資格付与課程)卒業
5年
大学卒業
専修学校(大学院入学資格付与課程)卒業
4年
専修学校または
各種学校卒業
(厚生労働大臣が
指定したものに限る)
800時間以上 6年
1,600時間以上 5年
3,200時間以上 4年
短期課程の普通職業訓練終了 700時間以上 6年
普通課程の普通職業訓練終了 2,800時間未満 5年
2,800時間以上 4年
専門課程又は特定専門課程の高度職業訓練修了 1年 3年
応用課程又は特定応用課程の高度職業訓練修了 1年
長期課程又は短期養成課程の指導員訓練修了 1年
職業訓練指導員免許取得 1年
長期養成課程の指導員訓練修了 なし

開催日程

機械木工技能検定開催日程

技能検定試験は前期と後期に分かれて実施しています。
実施検定職種、日程はその年によって違います。

技能検定実施日程
前期 後期
実施公示 3月上旬 9月上旬
受験申請 4月上旬 10月上旬
実技試験問題の公表 6月上旬 11月下旬
実技試験 6月上旬から9月中旬 12月上旬から2月中旬
学科試験 7月中旬から9月上旬 1月中旬から2月上旬

※年度、都道府県で違いがあるので注意

受験手数料

機械木工技能検定受験手数料
等級 実技試験 学科試験
35歳以上 35歳未満 全年齢
1級 18,200円 18,200円 3,100円
2級 18,200円 9,200円 3,100円

合格基準

合格基準は、100点を満点として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上です。

1級 機械木工作業

実技試験

1級機械木工技能検定 機械木工作業の実技試験の採点項目と配点です。

1級機械木工技能検定 機械木工作業の実技試験は製作等作業です。

1級機械木工技能検定
機械木工作業 実技試験の採点項目と配点
製作等作業試験
採点項目 配点
プログラムシート 加工手順及び指令値 100
できばえ
仕様誤り
NCデータ できばえ
仕様誤り
吸着治具製作図
作業態度
作業時間
  • 製作等作業試験 標準時間3時間10分 打切り時間3時間40分
    数値制御(NC)ルータで製品を製作するためのプログラムシート及びNCデータの作成並びに吸着治具の製作図の作成について行います。
試験科目

1級機械木工技能検定 機械木工作業の実技試験科目です。

  • 機械木工作業
    プログラミング
    ジグ製作
    数値制御ルータ加工
    作業時間の見積り

学科試験

1級機械木工技能検定 機械木工作業の学科試験は

  • 試験方式 真偽法及び四肢択一法
  • 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
  • 試験時間 1時間40分

です。

試験科目

1級機械木工技能検定 機械木工作業の学科試験科目です。

  • 木工機械一般
    木工機械の種類、構造及び機能
    木工機械用切削工具の種類、材質及び規格
    研削といしの種類及び用途
    関連設備の種類及び用途
  • 木工工作法一般
    木材の乾燥の方法
    木材及び木質材料の種類、規格、性質及び用途木材の切削加工
    木工塗装法
  • 木工機械作業法
    工作精度検査の方法
    木工機械の試験及び検査の方法
  • 電気
    電気用語
    電気機械器具の使用方法
    電気的制御装置の基本回路
  • 製図
    日本産業規格に定める図示法及び材料記号
  • 関係法規
    騒音規制法関係法令、振動規制法関係法令及び大気汚染防止法関係法令のうち、木工機械に関する部分
  • 安全衛生
    安全衛生に関する詳細な知識
  • 機械木工法
    木工機械の種類、構造及び機能
    木取りの方法
    木材及び木質材料の接合及び接着の方法
    木工機械の使用方法
    木工機械の調整方法
    品質管理

2級 機械木工作業

実技試験

2級機械木工技能検定 機械木工作業の実技試験の採点項目と配点です。

2級機械木工技能検定 機械木工作業の実技試験は製作等作業です。

2級機械木工技能検定
機械木工作業 実技試験の採点項目と配点
製作等作業試験
採点項目 配点
プログラムシート 加工手順及び指令値 100
できばえ
仕様誤り
NCデータ できばえ
仕様誤り
作業態度
作業時間
  • 製作等作業試験 標準時間2時間10分 打切り時間2時間40分
    数値制御(NC)ルータで製品を製作するためのプログラムシート及びNCデータの作成について行います。
試験科目

2級機械木工技能検定 機械木工作業の実技試験科目です。

  • 機械木工作業
    プログラミング
    数値制御ルータ加工

学科試験

2級機械木工技能検定 機械木工作業の学科試験は

  • 試験方式 真偽法及び四肢択一法
  • 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
  • 試験時間 1時間40分

です。

試験科目

2級機械木工技能検定 機械木工作業の学科試験科目です。

  • 木工機械一般
    木工機械の種類、構造及び機能
    木工機械用切削工具の種類、材質及び規格
    研削といしの種類及び用途
    関連設備の種類及び用途
  • 木工工作法一般
    木材の乾燥の方法
    木材及び木質材料の種類、規格、性質及び用途木材の切削加工
    木工塗装法
  • 木工機械作業法
    工作精度検査の方法
    木工機械の試験及び検査の方法
  • 電気
    電気用語
    電気機械器具の使用方法
    電気的制御装置の基本回路
  • 製図
    日本産業規格に定める図示法及び材料記号
  • 関係法規
    騒音規制法関係法令、振動規制法関係法令及び大気汚染防止法関係法令のうち、木工機械に関する部分
  • 安全衛生
    安全衛生に関する詳細な知識
  • 機械木工法
    木工機械の種類、構造及び機能
    木取りの方法
    木材及び木質材料の接合及び接着の方法
    木工機械の使用方法
    木工機械の調整方法
    品質管理

1級 木工機械整備作業

実技試験

1級機械木工技能検定 木工機械整備作業の実技試験の採点項目と配点です。

1級機械木工技能検定 木工機械整備作業の実技試験は
製作等作業課題1~製作等作業課題3です。

1級機械木工技能検定
木工機械整備作業 実技試験の採点項目と配点
製作等作業試験
採点項目 配点
課題1 自動一面かんな盤調整作業 100
課題2 電気回路の結線作業
課題3 丸のこ盤の精度検査
作業態度
  • 課題1 自動一面かんな盤調整作業 標準時間1時間15分 打切り時間1時間30分
    自動一面かんな盤のかんな刃の取付け及び各部の調整を行います。
  • 課題2 電気回路の結線作業 試験時間30分
    電気回路の結線作業を行います。
  • 課題3 丸のこ盤の精度検査 試験時間1時間
    日本工業規格(JIS)に従って、丸のこ盤の精度検査を行います。
試験科目

1級機械木工技能検定 木工機械整備作業の実技試験科目です。

  • 木工機械整備作業
    木工機械の調整及び検査
    ジグの製作及び調整
    木工機械用切削工具の研削及び調整
    木工機械による木製品の部材の試作
    木工機械の修理及び検査
    木工機械用切削工具の検査及び取付け

学科試験

1級機械木工技能検定 木工機械整備作業の学科試験は

  • 試験方式 真偽法及び四肢択一法
  • 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
  • 試験時間 1時間40分

です。

試験科目

1級機械木工技能検定 木工機械整備作業の学科試験科目です。

  • 木工機械一般
    木工機械の種類、構造及び機能
    木工機械用切削工具の種類、材質及び規格
    研削といしの種類及び用途
    関連設備の種類及び用途
  • 木工工作法一般
    木材の乾燥の方法
    木材及び木質材料の種類、規格、性質及び用途木材の切削加工
    木工塗装法
  • 木工機械作業法
    工作精度検査の方法
    木工機械の試験及び検査の方法
  • 電気
    電気用語
    電気機械器具の使用方法
    電気的制御装置の基本回路
  • 製図
    日本産業規格に定める図示法及び材料記号
  • 関係法規
    騒音規制法関係法令、振動規制法関係法令及び大気汚染防止法関係法令のうち、木工機械に関する部分
  • 安全衛生
    安全衛生に関する詳細な知識
  • 木工機械整備法
    木工機械の種類、構造、機能、使用方法及び保守点検
    木取りの方法
    木材の研削加工
    木工機械及び木工機械用切削工具に使用する材料の種類、性質及び用途
    潤滑方式
    ジグ及び取付け具の製作方法及び使用方法
    木材及び木質材料の接合及び接着の方法
    電気用図記号及び電気回路図
    空気圧機器の種類及び用途
    空気圧回路
    木工機械の据付け方法
    木工機械の修理方法
    木工機械の調整方法

2級 木工機械整備作業

実技試験

2級機械木工技能検定 木工機械整備作業の実技試験の採点項目と配点です。

2級機械木工技能検定 木工機械整備作業の実技試験は
製作等作業課題1と製作等作業課題2です。

2級機械木工技能検定
木工機械整備作業 実技試験の採点項目と配点
製作等作業試験
採点項目 配点
課題1 自動一面かんな盤調整作業 100
課題2 電気回路の結線作業
作業態度
  • 課題1 自動一面かんな盤調整作業 標準時間1時間 打切り時間1時間15分
    自動一面かんな盤の各部の調整を行います。
  • 課題2 電気回路の結線作業 試験時間20分
    電気回路の結線作業をいます。
試験科目

2級機械木工技能検定 木工機械整備作業の実技試験科目です。

  • 木工機械整備作業
    木工機械の調整及び検査
    ジグの製作及び調整
    木工機械用切削工具の研削及び調整
    木工機械による木製品の部材の試作
    木工機械の修理及び検査
    木工機械用切削工具の検査及び取付け

学科試験

2級機械木工技能検定 木工機械整備作業の学科試験は

  • 試験方式 真偽法及び四肢択一法
  • 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
  • 試験時間 1時間40分

です。

試験科目

2級機械木工技能検定 木工機械整備作業の学科試験科目です。

  • 木工機械一般
    木工機械の種類、構造及び機能
    木工機械用切削工具の種類、材質及び規格
    研削といしの種類及び用途
    関連設備の種類及び用途
  • 木工工作法一般
    木材の乾燥の方法
    木材及び木質材料の種類、規格、性質及び用途木材の切削加工
    木工塗装法
  • 木工機械作業法
    工作精度検査の方法
    木工機械の試験及び検査の方法
  • 電気
    電気用語
    電気機械器具の使用方法
    電気的制御装置の基本回路
  • 製図
    日本産業規格に定める図示法及び材料記号
  • 関係法規
    騒音規制法関係法令、振動規制法関係法令及び大気汚染防止法関係法令のうち、木工機械に関する部分
  • 安全衛生
    安全衛生に関する詳細な知識
  • 木工機械整備法
    木工機械の種類、構造、機能、使用方法及び保守点検
    木取りの方法
    木材の研削加工
    木工機械及び木工機械用切削工具に使用する材料の種類、性質及び用途
    潤滑方式
    ジグ及び取付け具の製作方法及び使用方法
    木材及び木質材料の接合及び接着の方法
    電気用図記号及び電気回路図
    空気圧機器の種類及び用途
    空気圧回路
    木工機械の据付け方法
    木工機械の修理方法
    木工機械の調整方法

合格率

機械木工技能検定合格率

機械木工技能検定の合格率です。
受検申請者数に対して免除者も含む合格率です。

機械木工作業

機械木工技能検定 機械木工作業の合格率です。

機械木工技能検定平成28年合格率
機械木工作業
受検申請者数 合格者数 合格率
1級 4人 2人 50%
2級 11人 3人 27.27%

木工機械整備作業

機械木工技能検定 木工機械整備作業の合格率です。

機械木工技能検定平成28年合格率
木工機械整備作業
受検申請者数 合格者数 合格率
1級 32人 14人 43.75%
2級 42人 33人 78.57%

機械木工関連商品

動画紹介

Kanamaru ToshihikoさんのYOUTUBEに投稿している丸鋸昇降盤操作マニュアルの動画です。

Kanamaru ToshihikoさんのYOUTUBEに投稿している帯鋸盤操作マニュアルの動画です。