就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら事故由来廃棄物等処分業務特別教育という資格があったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。

このページには

  • 資格取得に必要な講習時間
  • 資格取得に必要な講習受講料

などが簡単に書いてあります。

事故由来廃棄物等処分業務を行うのに必要な資格

事故由来廃棄物等処分業務を行うのに必要な資格があります。

  • 事故由来廃棄物等処分業務特別教育

受講資格は18才以上です。

東日本大震災により生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための業務等に係る電離放射線障害防止規則(除染則)第2条第7項第2号イ又はロに掲げる物その他の事故由来放射性物質により汚染された物であつて、電離則第2条第2項に規定するものの処分の業務
(平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により当該原子力発電所から放出された放射性物質)

資格取得に必要な講習時間

事故由来廃棄物等処分業務特別教育のイメージ画像

3種類の業務内容に応じた講習があります。
1.2.4.は共通科目です。

事故由来廃棄物等の破砕等(破砕、選別、圧縮又は濃縮等)の業務

事故由来廃棄物等(破砕等)の業務処分業務特別教育の修了に必要な学科時間は5時間です。

  1. 事故由来廃棄物等に関する知識(0.5時間)
    事故由来廃棄物等の種類及び性状
  2. 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業の方法に関する知識(1.5時間)
    管理区域に関すること
    事故由来廃棄物等の破砕等、運搬及び貯蔵の作業の方法及び順序
    事故由来廃棄物等によって汚染された設備の保守及び点検の作業の方法及び順序
    放射線測定の方法
    外部放射線による線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度の監視の方法
    天井、床、壁、設備等の表面の汚染の状態の検査及び汚染の除去の方法
    身体等の汚染の状態の検査及び汚染の除去の方法
    保護具の性能及び使用方法
    異常な事態が発生した場合における応急の措置の方法
  3. 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業に使用する設備の構造及び取扱いの方法に関する知識(1時間)
    破砕等設備、事故由来廃棄物等取扱施設の設備及びその他の設備の構造及び取扱いの方法
  4. 電離放射線の生体に与える影響及び被ばく線量の管理の方法に関する知識(1時間)
    電離放射線の種類及び性質
    電離放射線が生体の細胞、組織、器官及び全身に与える影響
    被ばく限度及び被ばく線量測定の方法
    被ばく線量測定の結果の確認及び記録等の方法
  5. 関係法令(1時間)
    労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令、労働安全衛生規則及び電離則中の関係条項

事故由来廃棄物等(破砕等)の業務処分業務特別教育の修了に必要な実技時間は2時間です。

  • 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業の方法及び使用する設備の取扱い(2時間)
    管理区域への立入り及び退去の手順
    事故由来廃棄物等の破砕等、運搬及び貯蔵の作業 事故由来廃棄物等によって汚染された設備の保守及び点検の作業
    放射線測定器の取扱い
    外部放射線による線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度の監視
    天井、床、壁、設備等の表面の汚染の状態の検査及び汚染の除去
    身体等の汚染の状態の検査及び汚染の除去
    保護具の取扱い
    破砕等設備、事故由来廃棄物等取扱施設の設備及びその他の設備の取扱い
    異常な事態が発生した場合における応急の措置

の計7時間です。

事故由来廃棄物等の焼却の業務

事故由来廃棄物等(焼却)の業務処分業務特別教育の修了に必要な学科時間は5時間です。

  1. 事故由来廃棄物等に関する知識(0.5時間)
    事故由来廃棄物等の種類及び性状
  2. 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業の方法に関する知識(1.5時間)
    管理区域に関すること
    事故由来廃棄物等の焼却、運搬及び貯蔵の作業の方法及び順序
    事故由来廃棄物等によって汚染された設備の保守及び点検の作業の方法及び順序
    放射線測定の方法
    外部放射線による線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度の監視の方法
    天井、床、壁、設備等の表面の汚染の状態の検査及び汚染の除去の方法
    身体等の汚染の状態の検査及び汚染の除去の方法
    保護具の性能及び使用方法
    異常な事態が発生した場合における応急の措置の方法
  3. 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業に使用する設備の構造及び取扱いの方法に関する知識(1時間)
    焼却炉及びその他の設備の構造及び取扱いの方法
  4. 電離放射線の生体に与える影響及び被ばく線量の管理の方法に関する知識(1時間)
    電離放射線の種類及び性質
    電離放射線が生体の細胞、組織、器官及び全身に与える影響
    被ばく限度及び被ばく線量測定の方法
    被ばく線量測定の結果の確認及び記録等の方法
  5. 関係法令(1時間)
    労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令、労働安全衛生規則及び電離則中の関係条項

事故由来廃棄物等(焼却)の業務処分業務特別教育の修了に必要な実技時間は2時間です。

  • 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業の方法及び使用する設備の取扱い(2時間)
    管理区域への立入り及び退去の手順
    事故由来廃棄物等の焼却、運搬及び貯蔵の作業
    故由来廃棄物等によって汚染された設備の保守及び点検の作業
    放射線測定器の取扱い
    外部放射線による線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度の監視
    天井、床、壁、設備等の表面の汚染の状態の検査及び汚染の除去
    身体等の汚染の状態の検査及び汚染の除去
    保護具の取扱い
    焼却炉及びその他の設備の取扱い
    異常な事態が発生した場合における応急の措置

の計7時間です。

事故由来廃棄物等の埋立ての業務

事故由来廃棄物等(埋立て)の業務処分業務特別教育の修了に必要な学科時間は5時間です。

  1. 事故由来廃棄物等に関する知識(0.5時間)
    事故由来廃棄物等の種類及び性状
  2. 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業の方法に関する知識(1.5時間)
    管理区域に関すること
    事故由来廃棄物等の運搬、貯蔵及び埋立ての作業の方法及び順序
    事故由来廃棄物等によって汚染された設備の保守及び点検の作業の方法及び順序
    放射線測定の方法
    外部放射線による線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度の監視の方法 天井、床、壁、設備等の表面の汚染の状態の検査及び汚染の除去の方法
    身体等の汚染の状態の検査及び汚染の除去の方法
    保護具の性能及び使用方法
    異常な事態が発生した場合における応急の措置の方法
  3. 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業に使用する設備の構造及び取扱いの方法に関する知識(1時間)
    集排水設備、遮水工及びその他の設備の構造及び取扱いの方法
  4. 電離放射線の生体に与える影響及び被ばく線量の管理の方法に関する知識(1時間)
    電離放射線の種類及び性質
    電離放射線が生体の細胞、組織、器官及び全身に与える影響
    被ばく限度及び被ばく線量測定の方法
    被ばく線量測定の結果の確認及び記録等の方法
  5. 関係法令(1時間)
    労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令、労働安全衛生規則及び電離則中の関係条項

事故由来廃棄物等(埋立て)の業務処分業務特別教育の修了に必要な実技時間は2時間です。

  • 事故由来廃棄物等の処分の業務に係る作業の方法及び使用する設備の取扱い(2時間)
    管理区域への立入り及び退去の手順
    事故由来廃棄物等の運搬、貯蔵及び埋立ての作業
    事故由来廃棄物等によって汚染された設備の保守及び点検の作業
    放射線測定器の取扱い
    外部放射線による線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度の監視
    天井、床、壁、設備等の表面の汚染の状態の検査及び汚染の除去
    身体等の汚染の状態の検査及び汚染の除去
    保護具の取扱い
    集排水設備、遮水工及びその他の設備の取扱い
    異常な事態が発生した場合における応急の措置

の計7時間です。

資格取得に必要な講習受講料

講習受講料は講習機関で違います。

事故由来廃棄物等処分業務特別教育受講料
日程 教習機関A 教習機関B
1日 無料 15,000円

最後に

短期間、低価格で取得できる資格だと思いますが、勤務地はだいぶ限られてきます。

厚生労働省のページには、科目に応じ、それぞれ、同表の中欄に定める範囲について同表の下欄に定める時間以上行うものとする。と書いてあるのですが、講習機関に電話で確認をしたところ、1日の講習で破砕、焼却、埋立てを修了できると言っていました。

避難解除区域へ帰還又は就労などの条件で、受講料、テキスト代が無料になる講習機関がありました。
講習内容や条件を契約をする前に講習内容を確認してください。

事故由来廃棄物等関連商品

事故由来廃棄物等処分業務特別教育テキストが厚生労働省のホームページで閲覧できます。

動画紹介

ehimenpさんのYOUTUBEに投稿している福島原発事故8年 現地ルポ・愛媛新聞の動画です。