就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら、スポーツプログラマー、フィットネストレーナー、ジュニアスポーツ指導員という資格があったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。

このページには

  • スポーツプログラマー、フィットネストレーナー、ジュニアスポーツ指導員の違い
  • 資格の取得方法
  • 資格取得に必要な試験・講習

などが簡単に書いてあります。

スポーツ活動を行う者に対して指導等を行うのに必要な資格

スポーツ活動を行う者に対して指導等を行うのに必要な資格があります。

  • スポーツプログラマー
    主として青年期以降の全ての人に対し、地域スポーツクラブなどにおいて、フィットネスの維持や向上のための指導・助言を行う。
  • フィットネストレーナー
    商業スポーツ施設において、スポーツ活動を行う者に対する相談及び指導助言を行うとともに、各種トレーニングの基本的指導等を職業として行う者。
  • ジュニアスポーツ指導員
    子どもたちが運動遊び・スポーツを通して健康で文化的な生活を送り、生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する礎を築くことができるよう、ジュニア期の発育発達に応じた運動遊び・スポーツ指導を行える専門家の養成を目的とする。

です。

  • スポーツプログラマーは、
    公益財団法人 日本スポーツ協会の開催する講習に受講し、試験に合格することで取得できます。
    スポーツプログラマーの資格コードは2910です。
  • フィットネストレーナーは、
    現在新規養成を行っていません。
    フィットネストレーナーの資格コードは2911です。
  • ジュニアスポーツ指導員は、
    公益財団法人 日本スポーツ協会の開催する講習に受講し、試験に合格することで取得できます。
    ジュニアスポーツ指導員の資格コードはありません。
大分類C事務処理関係 中分類29スポーツ等指導
免許・資格コード 免許・資格内容
2910 スポーツプログラマー
大分類C事務処理関係 中分類29スポーツ等指導
免許・資格コード 免許・資格内容
2911 フィットネストレーナー

資格取得に必要な試験

スポーツプログラマー

スポーツプログラマーの資格取得には共通科目(35時間)と専門科目(44時間)と検定試験(2時間)の計81時間必要です。

  1. オンラインによる事前学習の修了(オンラインテストに合格)
  2. 集合学習
  3. 事後学習(課題レポートを作成・提出)
  4. 集合学習
  5. 検定試験
  6. 登録手続き

共通科目Ⅱ(1から3)の講習受講料17,280円とリファレンスブック3,240円の合計20,520円
※共通科目免除者は不要

専門科目(4と5)の講習受講料42,000円
※健康運動指導士有資格者は22,000円

登録手続(6)の基本登録料10,000円と資格別登録料10,000円と初期登録手数料3,000円の合計23,000円

受験資格は受講する年の4月1日時点で満20歳以上です。

共通科目Ⅱ

共通科目Ⅱの学習時間は、事前学習(14時間)、集合講習(21時間)の合計35時間です。

共通科目Ⅱカリキュラム

共通科目Ⅱのカリキュラムは35時間です。

共通科目Ⅱカリキュラム
科目名 集合
学習
自宅
学習
内容
社会の中のスポーツ 2時間 3時間 5時間 社会の中のスポーツ
我が国のスポーツプロモーション
スポーツと法 2時間 3時間 5時間 スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任
スポーツと人権
スポーツの心理Ⅰ 3時間 4.5時間 7.5時間 スポーツと心
スポーツにおける動機づけ
コーチングの心理
スポーツ組織の運営と事業 4時間 6時間 10時間 総合型地域スポーツクラブの育成と運営
スポーツ組織の
マネジメントと事業のマーケティング
スポーツ事業のプロモーション
対象に合わせたスポーツ指導 3時間 4.5時間 7.5時間 中高年者とスポーツ
女性とスポーツ
障害者とスポーツ
共通科目Ⅱ 免除要件

下記の資格所持者は、共通科目が免除になります。

  1. 上級教師
  2. コーチ2
  3. コーチ3
  4. コーチ4
  5. フィットネストレーナー
  6. アスレティックトレーナー
  7. スポーツ栄養士
  8. レクリエーションコーディネーター(H12年度以前取得者)

1から6は日本スポーツ協会公認の資格
7は日本レクリエーション協会公認の資格
8は健康・体力づくり事業財団公認の資格です。

また、体育系大学・短期大学及び社会体育系専門学校における免除適応コース履修者も共通科目が免除になります。

専門科目

専門科目の学習時間は、集合講習44時間です。
講習最終日に検定試験2時間があります。

専門科目カリキュラム

専門科目カリキュラムは44時間です。

専門科目カリキュラム
科目名 集合学習 内容
運動と健康 2時間 スポーツプログラマーの役割
運動と健康
フィットネスプログラムの実際 6時間 フィットネストレーニング
(基本的方法含む)
3時間 体操系
6時間 エアロビクス系
3時間 レクリエーション・スポーツ系
12時間 対象別フィットネスプログラム
フィットネスと健康管理 2時間 フィットネスと体調
3時間 フィットネスと安全
体力測定と評価 4時間 体力測定の方法
測定結果の処理
体力評価とスポーツプログラム
体力測定と評価 3時間 スポーツ相談の意義
スポーツ相談の実際
専門科目 免除要件

健康・体力づくり事業財団公認の健康運動指導士の資格所持者は専門科目Ⅱ-5のみの履修になります。

ジュニアスポーツ指導員

ジュニアスポーツ指導員の資格取得には通信講座の共通科目Ⅰ(35時間)と集合講習の専門科目(23時間)と検定試験(1時間)の計59時間必要です。

共通科目Ⅰの講習受講料は19,800円です。
※共通科目免除者は不要

専門科目の講習受講料は22,000円です。

初回登録料は1,3000円です。

受験資格は受講する年の4月1日時点で満20歳以上です。

共通科目Ⅰ

共通科目Ⅰの学習時間は通信教育35時間と3回の課題提出です。

  1. 共通科目受講(9月上旬)
  2. 3回の課題提出
  3. 共通科目合否判定(1月下旬)
  4. 総合判定結果通知(2月下旬)
共通科目Ⅰカリキュラム
科目名 自宅学習 内容
文化としてのスポーツ 3.75時間 文化としてのスポーツ
運動と健康
指導者の役割Ⅰ 5時間 スポーツ指導者とは
スポーツ指導者の倫理
指導者の心構え・視点
世界の舞台を目指す
アスリートの発掘・育成の重要性と指導者の役割
トレーニング論Ⅰ 3.75時間 体力とは
トレーニングの進め方
トレーニングの種類
スポーツ指導者に必要な医学的知識Ⅰ 7.5時間 スポーツと健康
スポーツ活動中に多いケガや病気
救急処置
スポーツと栄養 2.5時間 スポーツと栄養
指導計画と安全管理 3.75時間 指導計画の立て方
スポーツ活動と安全管理
ジュニア期のスポーツ 5時間 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴
発育発達期に多いケガや病気
発育発達期のプログラム
地域におけるスポーツ振興 3.75時間 地域におけるスポーツ振興方策と行政のかかわり
総合型地域スポーツクラブの必要性と社会的意義
地域における
スポーツクラブとしての「スポーツ少年団」
共通科目Ⅰ免除要件

下記の資格所持者は、共通科目が免除になります。

  1. コーチ1
  2. コーチ2
  3. コーチ3
  4. コーチ4
  5. 教師
  6. 上級教師
  7. スポーツプログラマー
  8. フィットネストレーナー
  9. アスレティックトレーナー
  10. クラブマネジャー
  11. アシスタントマネジャー
  12. スポーツ栄養士
  13. スポーツリーダー
  14. 日本スポーツ少年団認定員
  15. 健康運動指導士
  16. 免除適応コース共通科目修了証明書取得者
  17. 一部の免除適応コース承認校卒業者

1から13は日本スポーツ協会公認の資格
15は健康・体力づくり事業財団公認の資格です。

専門科目

専門科目の学習時間は集合講習23時間です。
講習最終日に検定試験1時間があります。

  1. 専門科目前期講習会(8月または10月)
  2. 専門科目後期講習会(9月または11月)
  3. 専門科目合否判定
  4. 総合判定結果通知(2月下旬)
前期講習カリキュラム

専門科目前期講習カリキュラムは12時間(2日間)です。

専門科目前期カリキュラム
科目名 集合講習 内容
理論編 7時間 概論
心理
体力
動きの発達
コーチング
実技編 4時間 運動遊び・スポーツ
実習編 1時間
後期講習カリキュラム

専門科目前期講習カリキュラムは11時間(2日間)です。
最終日に検定試験1時間があります。

専門科目後期カリキュラム
科目名 集合講習 内容
理論編 3時間 スポーツ医学(内科)
スポーツ医学(外科)
栄養
女性とスポーツ
実技編 1時間 運動遊び・スポーツ
実習編 7時間
検定試験 1時間

最後に

申込み受付開始から資格取得まで約1年と講習時間のわりに、時間のかかる資格です。
このページで書いた資格以外にも、スポーツ関連の資格が沢山ありました。
所持資格によって免除される科目もあるので他の資格の取得も検討すると良さそうです。