海に潜るのに必要な資格潜水士

就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら潜水士と書いてある求人が少しですがあったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。

このページには

  • 潜水士免許とCカードの違い
  • 資格取得に必要な受験準備講習時間
  • 資格取得に必要な受験準備講習受講料
  • 資格取得に必要な試験

などが書いてあります。

海に潜るのに必要な資格

海に潜るのに必要な資格が2つあります。

  • 潜水士免許
  • Cカード

この二つの資格には違いがあります。

潜水士免許は国家資格
潜水器を用い、かつ、空気圧縮機若しくは手押しポンプによる送気又はボンベからの給気を受けて、水中において行う業務を行うには、潜水士免許が必要です。
(ダイビングインストラクター・ガイドダイバー・潜水工事・潜水漁業など)

Cカード(Certification Card)はダイビング指導団体(PADI・CMAS・NAUI等)が発行する認定証
安全にダイビングを行うための知識や技術を身に着けていますという証明になります。

潜水士免許は筆記試験のみで取得できてしまい、Cカードの取得には実技講習が実施されることからか、潜水士免許のほかにCカードを条件としている求人があります。

潜水士試験の受験に年齢制限はありませんが免許交付は18歳以上になります。
Cカードは10歳から取得可能ですが、15歳まではジュニアダイバー(潜ることができる深さ、親・保護者・認定ダイバーと一緒などの条件)としての認定になります。

潜水士免許は国内で有効、Cカードは団体により国内外で有効。

このページでは潜水士免許について書いていきます。

潜水士の資格コードは7204です。

大分類G 定置機関・建設機械運転・電気・建設・土木工事・その他関連
中分類72 その他の建築工事
免許・資格コード 免許・資格内容
7204 潜水士

潜水士免許の取得に必要な講習時間

潜水士のイメージ画像

潜水士の受験に向けた受験準備講習を開催している機関があります。
受講時間、受講料は開催機関で違います。

潜水士免許受験準備講習
日数 講習時間 受講料
教習機関A 1日 12,000円
教習機関B 1日 12,960円
教習機関C 2日 13時間 13,200円
教習機関D 2日 14時間 22,000円

受講料のほかに、テキスト代や試験受験代行申請料が含まれたりしています。

高額になりますが、筆記試験だけでなく実技の講習を実施している講習もありました。

潜水士免許の取得に必要な試験

潜水士免許試験
試験科目 出題数 配点 試験時間
潜水業務 10問 30点 午前
2時間
送気、潜降
及び浮上
10問 25点
高気圧障害 10問 25点 午後
2時間
関係法令 10問 20点

五肢択一式のマークシート方式で合格基準は各科目4割以上かつ全科目の合計点が6割以上
受験料は6,800円です。

最後に

短期間、低価格で取得できる資格だと思います。

潜水士免許試験合格率
合格率も2018年は86%と高く、最近の平均でも80%を超えていて取得しやすい資格です。

潜水士免許2018年試験結果
受験者数 合格者数 合格率
6,778人 5,830人 86.01%

Cカードが不要の求人でも経験が必要だったりするので、潜水士免許だけでは就職活動が有利になりにくいかもしれないです。

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