就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら秘書検定と書いてある求人が多く、就職活動が有利になりそうな資格なので調べてみました。

このページには

  • 秘書検定の等級の違い
  • 資格取得に必要な試験
  • 合格率
  • 試験準備講習受講料

などが書いてあります。

社会に出て働く基本的な常識を証明するのに必要な資格

社会に出て働く基本的な常識を証明するのに必要な資格があります。

  • 秘書検定

です。

秘書検定には等級が4つあります。

  • 1級
    上級の秘書の能力を求められるのが1級で
    受験者の傾向は現役秘書、社会人
  • 準1級
    中堅の秘書像が準1級のレベルで
    受験者の傾向は大学生、社会人
  • 2級
    3級より少し複雑な場面設定になり、効率のよい仕事の仕方も問われる級で
    受験者の傾向は就職を意識した大学生、社会人
  • 3級
    基本的な職場常識を問われる級で
    受験者の傾向は高校生

受験資格はなく、どの等級でも受験が可能で、
2級と3級の併願、準1級と2級の併願ができます。

秘書検定1級の資格コードは3401
秘書検定2級の資格コードは3402
秘書検定3級の資格コードは3403です。

大分類C 事務処理関係
中分類34 秘書技能
免許・資格コード 免許・資格内容
3401 秘書検定1級
3402 秘書検定2級
3403 秘書検定3級

資格取得に必要な試験

秘書検定イメージ画像

受験する資格で試験内容が異なります。

1級

秘書検定1級は、筆記試験と面接試験があります。
筆記試験に合格して、面接試験に不合格だった場合、筆記試験が1年間(2回)免除されます。

1級 一次試験(筆記)

1級は試験時間150分で合格基準は理論60%以上、理論60%以上です。
出題形式は、すべて記述問題(17問)です。

秘書的業務全般について十分な理解があり、高度な知識を持つとともに、高度な技能が発揮できる。
領域 内容
1.必要とされる資質 (1)秘書的な仕事を行う
について備えるべき要件
①秘書的な仕事を処理するのに十分な能力がある。
②判断力、記憶力、表現力、行動力がある。
③機密を守れる、機転が利くなどの資質を備えている。
(2)要求される人柄 ①身だしなみを心得、良識がある。
②誠実、明朗、素直などの資質を備えている。
2.職務知識 (1)秘書的な仕事の機能 ①秘書的な仕事の機能を知っている。
②上司の機能と秘書的な仕事の機能の関連を十分に知っている。
3.一般知識 (1)社会常識 ①社会常識を備え、時事問題について知識が十分にある。
(2)経営管理に関する知識 ①経営管理に関する一般的な知識がある。
4.マナー・接遇 (1)人間関係 ①人間関係についての知識が十分にある。
(2)マナー ①ビジネスマナー、一般的なマナーを十分に心得ている。
(3)話し方、接遇 ①状況に応じた言葉遣いが十分にでき、高度な敬語、接遇用語が使える。
②複雑で長い報告、説明、苦情処理、説得ができる。
③真意を捉える聞き方ができる。
④忠告が受けられ、忠告の仕方を十分に理解している。
(4)交際の業務 ①慶事、弔事の次第とそれに伴う庶務、情報収集とその処理ができる。
②贈答のマナーを十分知っている。
③上司加入の諸会の事務、および寄付などに関する事務ができる。
5.技能 (1)会議 ①会議に関する知識、および進行、手順についての知識が十分にある。
②会議の計画、準備、事後処理が十分にできる。
(2)文書の作成 ①社内外の文章が作成できる。
②会議の議事録が作成できる。
③データに基づき、適切なグラフが作成できる。
(3)文書の取り扱い ①送付方法、受発信事務について知識が十分にある。
②秘扱い文書の取り扱いについて知識が十分にある。
(4)ファイリング ①適切なファイルの作成、整理、保管ができる。
(5)資料管理 ①名刺、業務上必要な資料類の整理、保管ができる。
②要求された社内外の情報収集、整理、保管ができる。
(6)スケジュール管理 ①上司のスケジュール管理が十分にできる。
(7)環境の整備 ①オフィスの整備、管理ができ、レイアウトの知識がある。

1級 二次試験(面接)

(1)ロールプレイング
審査要素
秘書的業務担当者としての、態度、振る舞い、話の仕方、言葉遣い、物腰、身なりなどの適性。
①上司への報告ができる。
②上司への来客に対応できる。

準1級

秘書検定準1級は、筆記試験と面接試験があります。
筆記試験に合格して、面接試験に不合格だった場合、筆記試験が1年間(2回)免除されます。

準1級 一次試験(筆記)

準1級は試験時間140分で合格基準は理論60%以上、理論60%以上です。
出題形式は、マークシート方式の選択問題(14問)と記述問題(9問)です。

秘書的業務について理解があり、1級に準じた知識を持つとともに、技能が発揮できる。
領域 内容
1.必要とされる資質 (1)秘書的な仕事を行う
について備えるべき要件
①秘書的な仕事を処理する能力がある。
②判断力、記憶力、表現力、行動力がある。
③機密を守れる、機転が利くなどの資質を備えている。
(2)要求される人柄 ①身だしなみを心得、良識がある。
②誠実、明朗、素直などの資質を備えている。
2.職務知識 (1)秘書的な仕事の機能 ①秘書的な仕事の機能を知っている。
②上司の機能と秘書的な仕事の機能の関連を知っている。
3.一般知識 (1)社会常識 ①社会常識を備え、時事問題について知識がある。
(2)経営管理に関する知識 ①経営管理に関する一般的な知識がある。
4.マナー・接遇 (1)人間関係 ①人間関係について知識がある。
(2)マナー ①ビジネスマナー、一般的なマナーを心得ている。
(3)話し方、接遇 ①状況に応じた言葉遣いができ、適切な敬語、接遇用語が使える。
②長い報告、説明、苦情処理、説得ができる。
③真意を捉える聞き方ができる。
④忠告が受けられ、忠告の仕方を理解している。
(4)交際の業務 ①慶事、弔事の次第とそれに伴う庶務、情報収集とその処理ができる。
②贈答のマナーを知っている。
③上司加入の諸会の事務、および寄付などに関する事務が扱える。
5.技能 (1)会議 ①会議に関する知識、および進行、手順についての知識がある。
②会議の計画、準備、事後処理ができる。
(2)文書の作成 ①社内外の文章が作成できる。
②会議の簡単な議事録が作成できる。
③折れ線、棒、円などのグラフを書くことができる。
(3)文書の取り扱い ①送付方法、受発信事務について知識がある。
②秘扱い文書の取り扱いについて知識がある。
(4)ファイリング ①ファイルの作成、整理、保管ができる。
(5)資料管理 ①名刺、業務上必要な資料類の整理、保管ができる。
②要求された社内外の情報収集、整理、保管ができる。
(6)スケジュール管理 ①上司のスケジュール管理ができる。
(7)環境、事務用品の整備 ①オフィスの整備、管理、および事務用品の整備、管理が適切にできる。

準1級 二次試験(面接)

(1)ロールプレイング
審査要素
秘書的業務担当者としての、態度、振る舞い、話の仕方、言葉遣い、物腰、身なりなどの適性。
①一般的なあいさつ(自己紹介)ができる。
②上司への報告ができる。
③上司への来客に対応できる。

2級

秘書検定2級は、筆記試験のみです。

2級 筆記試験

2級は試験時間130分で合格基準は理論60%以上、理論60%以上です。
出題形式は、マークシート方式の選択問題(31問)と記述問題(4問)です。

秘書的業務について理解ができ、準1級に準じた知識があり、技能が発揮できる。
領域 内容
1.必要とされる資質 (1)秘書的な仕事を行う
について備えるべき要件
①一般的に秘書的業務を処理する能力がある。
②判断力、記憶力、表現力、行動力がある。
③機密を守れる、機転が利くなどの資質を備えている。
(2)要求される人柄 ①身だしなみを心得、良識がある。
②誠実、明朗、素直などの資質を備えている。
2.職務知識 (1)秘書的な仕事の機能 ①秘書的な仕事の機能を知っている。
②上司の機能と秘書的な仕事の機能の関連を知っている。
3.一般知識 (1)社会常識 ①社会常識を備え、時事問題について知識がある。
(2)経営管理に関する知識 ①経営管理に関する初歩的な知識がある。
4.マナー・接遇 (1)人間関係 ①人間関係について一般的な知識がある。
(2)マナー ①ビジネスマナー、一般的なマナーを心得ている。
(3)話し方、接遇 ①一般的な敬語、接遇用語が使える。
②短い報告、説明、簡単な説得ができる。
③真意を捉える聞き方が一般的にできる。
④忠告が受けられ、注意ができる。
(4)交際の業務 ①慶事、弔事に伴う庶務、情報収集とその処理ができる。
②贈答のマナーを一般的に知っている。
③上司加入の諸会の事務を扱うことができる。
5.技能 (1)会議 ①会議に関する知識、および進行、手順についての知識がある。
②会議の計画、準備、事後処理ができる。
(2)文書の作成 ①文例を見て、社内外の文章が作成できる。
②会議の簡単な議事録が作成できる。
③折れ線、棒、簡単な円などのグラフを書くことができる。
(3)文書の取り扱い ①送付方法、受発信事務について知識がある。
②秘扱い文書の取り扱いについて知識がある。
(4)ファイリング ①一般的なファイルの作成、整理、保管ができる。
(5)資料管理 ①名刺、業務上必要な資料類の整理、保管が一般的にできる。
②要求された社内外の情報収集、整理、保管が一般的にできる。
(6)スケジュール管理 ①上司のスケジュール管理が一般的にできる。
(7)環境、事務用品の整備 ①オフィスの整備、管理、および事務用品の整備、管理が一般的にできる。

3級

秘書検定3級は、筆記試験のみです。

3級 筆記試験

3級は試験時間120分で合格基準は理論60%以上、理論60%以上です。
出題形式は、マークシート方式の選択問題(31問)と記述問題(4問)です。

初歩的な秘書的業務の理解ができ、2級に準じた知識があり、技能が発揮できる。
領域 内容
1.必要とされる資質 (1)秘書的な仕事を行う
について備えるべき要件
①初歩的な秘書的業務を処理する能力がある。
②判断力、記憶力、表現力、行動力がある。
③機密を守れる、機転が利くなどの資質を備えている。
(2)要求される人柄 ①身だしなみを心得、良識がある。
②誠実、明朗、素直などの資質を備えている。
2.職務知識 (1)秘書的な仕事の機能 ①秘書的な仕事の機能を知っている。
②上司の機能と秘書的な仕事の機能の関連を知っている。
3.一般知識 (1)社会常識 ①社会常識を備え、時事問題について知識がある。
(2)経営に関する知識 ①経営に関する初歩的な知識がある。
4.マナー・接遇 (1)人間関係 ①人間関係について初歩的な知識がある。
(2)マナー ①ビジネスマナー、一般的なマナーを心得ている。
(3)話し方、接遇 ①一般的な敬語、接遇用語が使える。
②簡単な短い報告、説明ができる。
③真意を捉える聞き方が、初歩的なレベルでできる。
④注意、忠告が受けられる。
(4)交際の業務 ①慶事、弔事に伴う庶務、情報収集と簡単な処理ができる。
②贈答のマナーを一般的に知っている。
5.技能 (1)会議 ①会議に関する知識、および進行、手順について初歩的な知識がある。
②会議について、初歩的な計画、準備、事後処理ができる。
(2)文書の作成 ①簡単な社内文章が作成できる。
②簡単な折れ線、棒などのグラフを書くことができる。
(3)文書の取り扱い ①送付方法、受発信事務について初歩的な知識がある。
②秘扱い文書の取り扱いについて初歩的な知識がある。
(4)ファイリング ①簡単なファイルの作成、整理、保管ができる。
(5)資料管理 ①名刺、業務上必要な資料類の簡単な整理、保管ができる。
②要求された簡単な社内外の情報収集ができ、簡単な整理、保管ができる。
(6)スケジュール管理 ①上司の簡単なスケジュール管理ができる。
(7)環境、事務用品の整備 ①オフィスの簡単な整備、管理、および事務用品の簡単な整備、管理ができる。

試験日程

1級と準1級の試験は年2回
2級と3級の試験は年3回実施しています。

秘書検定試験日程
筆記試験 面接試験
1級 6月・11月 5月~8月・10月~1月
準1級 6月・11月 5月~8月・10月~1月
2級 2月・6月・11月
3級 2月・6月・11月

合格率

秘書検定試験1級、準1級、2級、3級の合格率

全等級合格率

令和元年11月の秘書検定合格率です。
1級と準1級は最終(1次試験と2次試験後)合格率です。

秘書検定合格率(令和元年11月)
応募者数 受験者数 合格者数 合格率
1級 1,245人 1,044人 264人 25.28%
準1級 4,974人 4,515人 1,992人 44.11%
2級 27,708人 25,629人 12,523人 48.86%
3級 12,862人 11,858人 6,220人 52.45%

1級、準1級 1次試験合格率

令和元年11月の1級と準1級の1次試験合格率です。

1級、準1級1次試験合格率(令和元年11月)
応募者数 受験者数 合格者数 合格率
1級 1,245人 1,044人 443人 42.43%
準1級 4,974人 4,515人 2,770人 61.35%

1級、準1級 2次試験合格率

令和元年11月の1級と準1級の2次試験合格率です。

1級、準1級2次試験合格率(令和元年11月)
1次試験
合格者数
2次試験
合格者数
合格率
1級 443人 264人 59.59%
準1級 2,770人 1,992人 71.91%

資格取得に必要な受験料

秘書検定受験料
等級 受験料
1級 6,500円
準1級 5,300円
2級 4,100円
3級 2,800円
準1級・2級併願 9,400円
2級・3級併願 6,900円

試験準備講習受講料

秘書検定検定試験に向けた受験準備講習会を開催している機関があります。
受講料は開催機関で違います。

筆記試験対策

秘書検定1級
学習方法 日程 時間 入学金 受講料 テキスト代
開催機関A 通学 6日 24時間 –円 50,000円 –円
開催機関B WEB 3か月 3.5時間 –円 11,800円 –円
開催機関C 通学 8日 24時間 –円 88,000円 –円
秘書検定準1級
学習方法 日程 時間 入学金 受講料 テキスト代
開催機関A 通学 6日 24時間 –円 46,760円 –円
開催機関B WEB 3か月 講座8回 –円 25,000円 –円
開催機関C 通学 6日 18時間 –円 66,000円 –円
秘書検定2級
学習方法 日程 時間 入学金 受講料 テキスト代
開催機関A 通学 11日 27.5時間 –円 14,000円 2,330円
開催機関B 通学 24時間 8,000円 55,440円 3,000円
開催機関C 通学 6日 18時間 –円 66,000円 –円
秘書検定3級
学習方法 日程 時間 入学金 受講料 テキスト代
開催機関A WEB 4か月 添削4回 –円 20,900円 –円
開催機関B WEB 3か月 講座8回 –円 25,000円 –円
開催機関C 通学 6日 18時間 –円 66,000円 –円

面接試験対策

秘書検定1級
学習方法 回数 時間 受講料
開催機関A 通学 1回 7時間 26,000円
開催機関B 通学 1回 3時間 16,500円
秘書検定準1級
学習方法 回数 時間 受講料
開催機関A 通学 1回 7時間 21,000円

最後に

受験料が安く、試験準備講習を開催している機関も多く、取得しやすい資格だと思いました。
試験準備講習の種類が多く、学習方法、日程、時間、費用に違いがあるので講習機関の選択が難しいです。

過去に実際に出題された問題と解答解説で試験内容の確認ができるので、自分に合った等級の検討材料にできます。

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こちらのページに解約方法が書いてあります。

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