雇用保険説明会で渡される雇用保険受給資格者証の見方と意味｜失業後はじめてのハローワーク|雇用保険の利用録

雇用保険の受給資格決定後に受ける雇用保険説明会で渡される雇用保険受給資格者証の説明を書いていきます。

雇用保険受給資格者証には24の記入項目があり、3つの表に分かれています。

雇用保険受給資格者証　説明用

上段1～9の説明

雇用保険受給資格者証　上段

1.支給番号

失業認定申告書に記入する番号で、電話などでハローワークに連絡するときに必要な場合があります。
最初の5桁がハローワークの番号
次に2桁が西暦(19の場合2019年)
その次6桁と１桁が自分の番号になります。
雇用保険受給資格者証　1.支給番号
問い合わせで番号を確認する場合には2桁の西暦と自分の番号を伝えます。

2.氏名

カナで記入された自身の名前に間違いがないか確認します。
雇用保険受給資格者証　2.氏名

3.被保険者番号

自身の雇用保険被保険者番号です。
再就職先などに提出したりします。
雇用保険受給資格者証　3.被保険者番号

4.性別　5.離職時年齢

漢字で記入された自身の性別に間違いがないか確認します。
数字で記入された自身の離職時年齢に間違いがないか確認します。
受給資格者証　4.性別5.離職時年齢

6.生年月日

元号コードと数字で記入された自身の生年月日に間違いがないか確認します。
雇用保険受給資格者証　6.生年月日

コード	元号
元号コード一覧
1	明治
2	大正
3	昭和
4	平成

7.求職番号

数字で記入された自身の求職番号に間違いがないか確認します。
求職番号はハローワークカードのバーコードの下に書いてあります。
雇用保険受給資格者証　7.求職番号

8.住所又は居所

基本的には記入しません。
訓練などで雇用保険受給資格者証を預ける場合、住所又は居所を自分で記入する場合があります。
雇用保険受給資格者証　8.住所又は居所

9.支払方法(記号(口座)番号-金融機関名-支点名)

指定した記号(口座)番号、金融機関名、支点名に間違いがないか確認します。
雇用保険受給資格者証　9.(記号(口座)番号-金融機関名-支点名)

中断10~15の説明

雇用保険受給資格者証　中段

10.資格取得年月日

雇用保険の資格取得年月日です。
雇用保険に加入した日(事業主と本人との間で契約した在籍となる初日(試用期間、研修期間を含む))
雇用保険受給資格者証　10.資格取得年月日

11.離職年月日

数字(元号)で記入された離職した年月日(退職日)に間違いがないか確認します。

雇用保険受給資格者証　11.離職年月日

12.離職理由

数字で記入された離職理由に間違いがないか確認します。
離職理由は15種類に分類されています。

番号	離職理由
雇用保険受給資格者証　離職理由
11	解雇(12、50意外。3年以上雇止め通知なし含む。)
12	事業継続不可能解雇
21	特定雇止め(3年以上雇止め通知あり)
22	特定雇止め(3年未満更新明示あり)
23	特定理由期間満了(3年未満更新明示なし)
24	期間満了
25	定年、移籍出向
31	解雇、雇用調整、労働条件違い賃金不払い・低下、基準・安衛法違反、不適配置転換、嫌がらせ、退職勧奨、休業、法令違反
32	事業所移転
33	正当理由による自己都合退職(34を除く)
34	正当理由による自己都合退職(被保険者期間6-12)
40	正当理由のない自己都合退職(受給資格決定にかかる離職)
45	正当理由のない自己都合退職(40以外)
50	被保険者の責めに帰すべき重大な理由による解雇(受給資格決定にかかる理由)
55	被保険者の責めに帰すべき重大な理由による解雇(50以外)