就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら、高圧ガス移動監視者と書いてある求人があったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。

このページには

  • 移動監視者と移動監視者(液化石油ガス)の違い
  • 監視が必要な高圧ガスの種類と数量
  • 資格取得に必要な検定内容
  • 資格取得に必要な講習時間
  • 資格取得に必要な講習受講料

などが書いてあります。

高圧ガスを車両で移動するのに必要な資格

高圧ガスを車両で移動するのに必要な資格が2つあります。

  • 移動監視者
  • 移動監視者(液化石油ガス)

簡単な違いは、移動監視できる種類や講習費用などですが、移動監視者(液化石油ガス)の講習を実施している機関がありませんでした。
(次の表以降は移動監視者について書いていきます。)

年4回開催、全国15ヶ所程度で開催予定となっていますが、応募人数が少ないと開催されない場合があるみたいです。

高圧ガス移動監視者講習の違い

移動監視者は全ての高圧ガス、移動監視者(液化石油ガス)は液化石油ガスの移動監視ができます。

高圧ガス移動監視者講習の違い
講習の種類 移動監視できる高圧ガス
移動監視者 全ての高圧ガス
移動監視者(液化石油ガス) 液化石油ガス

監視が必要な高圧ガスの種類と数量

監視が必要な高圧ガスの種類と数量です。

監視が必要な高圧ガスの種類と数量
種類 監視が必要な高圧ガスの種類と数量
圧縮ガス 容積300m3以上の可燃性ガス、酸素
容積100m3以上の毒性ガス
液化ガス 質量3000kg以上の可燃性ガス、lpガス、酸素
質量1000kg以上の毒性ガス
圧縮水素スタンドの液化水素の貯槽に充塡する液化水素
特殊高圧ガス モノシラン、ジシラン、アルシン、ホスフィン、
ジボラン、モノゲルマン、セレン化水素
移動する数量に関係なく必要

※移動の方法が、タンクローリー、トラックなどによる容器のばら積み、のいずれの場合でも必要です。
※冷凍以外の高圧ガス製造保安責任者免状の所有者は資格要件を満たしています。

資格の取得に必要な講習時間と検定

高圧ガス移動監視者の取得に必要な講習時間は

  • 法令(3時間)
  • 学識と保安管理技術(11時間)

の計14時間(2日)です。
講習のほかに1.5時間の検定(1日)があります。
(講習日程は開催地によって違いますが、検定は同じ日に行われます)

高圧ガス移動監視者講習検定内容

検定は、14時間の講習を全て受講した場合に受験が可能です。
試験時間は1.5時間 問題数20問 合格基準60%です。

高圧ガス移動監視者講習試験内容
試験時間 問題数 合格基準
1.5時間 20問 60%

合格率が掲載されていなかったのですが、公表されている合格者番号から推測すると地域によって80%前後です。
(正確性はありません)
※保安協会の方に確認をしたら、その時によって70%台から80%台と言っていました。

持参物

  • 鉛筆(HB又はBを3本以上)
  • プラスチック消しゴム
  • 卓上計算機
    ※四則計算のみが出来る電卓の使用可(関数電卓は使用禁止)

資格取得に必要な講習受講料

高圧ガス移動監視者講習に必要な費用です。

高圧ガス移動監視者講習費用
受講料(検定料含む) 13,200円
高圧ガス移動監視者講習テキスト 2,200円
高圧ガス移動監視者検定問題集 1,880円
高圧ガス保安法令(抄) 710円
合計 17,990円

最後に

合格率が高く、短期間、低価格で取得できる資格だと思います。
2日間の講習後、検定日まで10日ほど時間があるので十分勉強してから受験ができます。

高圧ガス保安協会に電話で確認したところ、テキスト内からの出題で合格基準が60%なので業界未経験者でも予習復習をしていれば合格ができるとのことで、
『もし分からないことがあれば講習終了から検定までの間に電話いただければ教えることができますので』と言っていました。

が、高圧ガス移動監視者で求人情報を見ると、ほかに大型自動車の免許、大型自動車の運転経験〇年などが必要な求人が多いので、取得前に検討した方が良さそうです。