就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら、鋳造技能士という資格があったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。
このページには
- 鋳造技能検定 特級、1級、2級、3級の違い
- 作業の種類
- 資格取得に必要な試験
- 受験・応募資格・開催日程・合格基準
- 費用・試験科目
- 合格率
などが書いてあります。
鋳造に関する知識と技能を証明することができる資格
鋳造に関する知識と技能を証明することができる資格があります。
- 鋳造技能士
です。
鋳造技能士は、都道府県職業能力開発協会で開催している鋳造技能検定に合格することで取得できます。
鋳造技能検定は金属加工関係の技能検定で、
特級、1級、2級、3級があります。
選択作業は
- 鋳鉄鋳物鋳造作業(1級・2級・3級)
- 鋳鋼鋳物鋳造作業(1級・2級)
- 非鉄金属鋳物鋳造作業(1級・2級)
です。
鋳造技能検定の合格者には
- 職業訓練指導員試験の一部・全部受験免除
- 労働安全コンサルタント試験の受験資格
- 作業環境測定士試験の受験資格
などの特典があります。
技能検定合格者の特典 技能士に付与される資格はこちらです。
- 特級 鋳造
管理者・監督者に必要となる共通的な工程管理、作業管理、品質管理、原価管理、安全衛生管理、作業指導及び設備管理の技能・知識と、各職種における高度な専門的技能・知識が含まれる - 1級 鋳鉄鋳物鋳造作業
鋳造方案決定、鋳型造型段取り、鋳物砂調砂、鋳型の造型・補修、鋳込作業、鋳鉄品の破面検査・外観検査、造型作業工数見積りなどの鋳造作業に関する技能・知識と、併せて、鋳造一般、機械工作法、製図、電気、関係法規、安全衛生などに関する知識も含まれ
鋳鉄品の破面検査・外観検査と造型作業の工数見積りを含んだレベル。 - 2級 鋳鉄鋳物鋳造作業
鋳造方案決定、鋳型造型段取り、鋳物砂調砂、鋳型の造型・補修、鋳込作業、鋳鉄品の破面検査・外観検査、造型作業工数見積りなどの鋳造作業に関する技能・知識と、併せて、鋳造一般、機械工作法、製図、電気、関係法規、安全衛生などに関する知識も含まれ
鋳鉄品の破面検査・外観検査と造型作業の工数見積りが含まれていないレベル - 3級 鋳鉄鋳物鋳造作業
鋳型造型段取り、鋳型の造型・補修、鋳込作業に関する技能・知識となっており、2級に含まれている鋳造方案の決定、鋳物砂の調整が含まれていないレベル。
併せて、鋳造一般、機械工作法、電気、安全衛生などに関する知識も含まれる。 - 1級 鋳鋼鋳物鋳造作業
鋳造方案決定、鋳物造型段取り、鋳物砂調砂、鋳型の造型・補修、鋳込作業、鋳鋼品の顕微鏡組織判定・外観検査、造形作業工数見積りなどの鋳造作業に関する技能・知識と、併せて、鋳造一般、機械工作法、製図、電気、関係法規、安全衛生などに関する知識も含まれ
鋳鋼品の顕微鏡組織判定・外観検査と造型作業の工数見積りを含んだレベル。 - 2級 鋳鋼鋳物鋳造作業
鋳造方案決定、鋳物造型段取り、鋳物砂調砂、鋳型の造型・補修、鋳込作業、鋳鋼品の顕微鏡組織判定・外観検査、造形作業工数見積りなどの鋳造作業に関する技能・知識と、併せて、鋳造一般、機械工作法、製図、電気、関係法規、安全衛生などに関する知識も含まれ
鋳鋼品の顕微鏡組織判定・外観検査と造型作業の工数見積りが含まれていないレベル。 - 1級 非鉄金属鋳物鋳造作業
鋳造方案決定、鋳型造型段取り、鋳型の造型・補修、鋳込作業、軽合金鋳物の外観検査、造型作業工数見積りなどの鋳造作業に関する技能・知識と、併せて、鋳造一般、機械工作法、製図、電気、関係法規、安全衛生などに関する知識も含まれ
軽合金鋳物の外観検査と造型作業工数見積りを含んだレベル。 - 2級 非鉄金属鋳物鋳造作業
鋳造方案決定、鋳型造型段取り、鋳型の造型・補修、鋳込作業、軽合金鋳物の外観検査、造型作業工数見積りなどの鋳造作業に関する技能・知識と、併せて、鋳造一般、機械工作法、製図、電気、関係法規、安全衛生などに関する知識も含まれ
軽合金鋳物の外観検査と造型作業工数見積りが含まれていないレベル/li>
特級鋳造技能士の資格コードは5105
1級鋳造技能士の資格コードは5106
2級鋳造技能士の資格コードは5107で
3級鋳造技能士の資格コードはありません。
大分類F 製造関連技能 中分類51 金属材料製造 |
|
免許・資格コード | 免許・資格内容 |
---|---|
5105 | 特級鋳造技能士 |
5106 | 1級鋳造技能士 |
5107 | 2級鋳造技能士 |
資格取得に必要な試験
鋳造技能検定は、実技試験と学科試験があります。
実技試験または学科試験のいずれか一方に合格した場合、次回以降の受検で免除を受けることができます。
(1級、2級、3級に有効期限はありませんが、特級の有効期限は5年間です)
受験・応募資格・開催日程・合格基準
受験資格
鋳造技能検定は、特級は1級合格後5年、1級から3級はどの等級からでも受験をすることができますが、職業訓練歴、学歴、実務経験などで違いがあります。
技能検定試験の各等級の受検資格一覧表はこちらです。
鋳造技能検定受験資格 | ||||||||
受験対象者 | 必要となる実務経験年数 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特級 | 1級 | 2級 | 3級 | |||||
1級 合格後 |
2級 合格後 |
3級 合格後 |
3級 合格後 |
|||||
実務経験のみ | 5年 | 2年 | 4年 | 7年 | 不要 | 2年 | 不要 | |
専門高校卒業 専修学校(大学入学資格付与課程限)卒業 |
6年 | 不要 | ||||||
短大・高専・高校専攻科卒業 専修学校(大学編入資格付与課程)卒業 |
5年 | |||||||
大学卒業 専修学校(大学院入学資格付与課程)卒業 |
4年 | |||||||
専修学校または 各種学校卒業 (厚生労働大臣が 指定したものに限る) |
800時間以上 | 6年 | ||||||
1,600時間以上 | 5年 | |||||||
3,200時間以上 | 4年 | |||||||
短期課程の普通職業訓練終了 | 700時間以上 | 6年 | ||||||
普通課程の普通職業訓練終了 | 2,800時間未満 | 5年 | ||||||
2,800時間以上 | 4年 | |||||||
専門課程又は特定専門課程の高度職業訓練修了 | 1年 | 2年 | 3年 | |||||
応用課程又は特定応用課程の高度職業訓練修了 | 1年 | |||||||
長期課程又は短期養成課程の指導員訓練修了 | 1年 | |||||||
職業訓練指導員免許取得 | 1年 | |||||||
長期養成課程の指導員訓練修了 | なし |
開催日程
技能検定試験は前期と後期に分かれて実施しています。
実施検定職種、日程はその年によって違います。
技能検定実施日程 | ||
前期 | 後期 | |
---|---|---|
実施公示 | 3月上旬 | 9月上旬 |
受験申請 | 4月上旬 | 10月上旬 |
実技試験問題の公表 | 6月上旬 | 11月下旬 |
実技試験 | 6月上旬から9月中旬 | 12月上旬から2月中旬 |
学科試験 | 7月中旬から9月上旬 | 1月中旬から2月上旬 |
※年度、都道府県で違いがあるので注意
受験手数料
鋳造技能検定受験手数料 | |||
等級 | 実技試験 | 学科試験 | |
---|---|---|---|
35歳以上 | 35歳未満 | 全年齢 | |
特級 | 18,200円 | 18,200円 | 3,100円 |
1級 | 18,200円 | 18,200円 | 3,100円 |
2級 | 18,200円 | 9,200円 | 3,100円 |
3級 | 18,200円 | 9,200円 | 3,100円 |
3級(学生) | 12,100円 | 3,100円 | 3,100円 |
合格基準
合格基準は、100点を満点として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上です。
特級 鋳造
実技試験
特級鋳造技能検定の実技試験は計画立案等作業で、試験時間は3時間です。
特級鋳造 実技試験 | |
実施形式 | 配点 |
---|---|
計画立案等作業試験 | 100 |
試験科目
特級鋳造技能検定の実技試験科目です。
- 工程管理
- 作業管理
- 品質管理
- 原価管理
- 安全衛生管理
- 作業指導
- 設備管理
学科試験
特級鋳造技能検定の学科試験は
- 試験方式 五肢択一法
- 出題数 50問
- 試験時間 2時間
です。
試験科目
特級鋳造技能検定の学科試験科目です。
- 工程管理
生産活動の流れ
生産の形態
工程管理の役割
日程計画
現品管理
進度管理
余力管理
在庫管理 - 作業管理
作業の標準化
方法研究
作業測定の方法
作業改善 - 品質管理
品質管理の考え方
統計の基礎知識
品質管理手法及びその活用
管理図の種類及びその活用
抜取検査の種類及びその活用 - 原価管理
原価管理の考え方
原価構成要素
原価低減及びその評価 - 安全衛生管理及び環境の保全
安全衛生管理
環境保全
公害防止 - 作業指導
教育訓練計画のたて方及び教育訓練の実施
仕事の教え方
改善の仕方
人の扱い方
教育訓練の方法 - 設備管理
設備管理の考え方
設備点検の方法
不良事項の原因及びその徴候
設備診断
設備と環境との関係 - 鋳造に関する現場技術
自動生産システム
自動生産システムの構成機器
機械加工の自動生産システム
材料
高度化処理
測定機器及び検査機器
1級 鋳鉄鋳物鋳造作業
実技試験
1級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験の採点項目と配点です。
1級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験は
製作等作業試験です。
1級鋳鉄鋳物鋳造作業 実技試験 | |||||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |||
---|---|---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 歩留り(製品重量/鋳込重量) | 100 | ||
鋳造品の外観 | |||||
鋳放し寸法 | |||||
作業動作 | |||||
作業態度 | |||||
作業時間 |
- 製作等作業試験
所定の模型を使用して、主型及び中子を手込めにより造型し、鋳鉄鋳物(製品重量約11kg、材質FC200又はFC250相当)を製作します。
造型は、生型法、自硬性型法及びガス硬化型法のいずれかによるもの。造型:標準時間 2時間 打切り時間 2時間30分
(注湯・冷却)
型ばらし・砂落し・せき折り:打切り時間 30分
試験科目
1級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験科目です。
- 鋳鉄鋳物鋳造作業
鋳造方案の決定
鋳型造型の段取り
鋳物砂の調砂
鋳型の造型及び補修
鋳込作業
鋳鉄品の破面検査及び外観検査
造型作業の工数見積り
学科試験
1級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
1級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の学科試験科目です。
- 鋳造一般
鋳型の種類及び用途
鋳型造型用の工具及び機械
鋳型の乾燥方法
鋳型の硬化方法
特殊鋳造法の種類
品質管理 - 機械工作法
模型の種類及び用途
工作測定の方法
工作機械の種類及び用途
溶接法 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 関係法規
環境基本法関係法令(鋳造作業に関する部分に限る。) - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 鋳鉄鋳物鋳造作業法
鋳物砂原料の種類、性質及び用途
鋳物砂の性質、調砂及び試験
鋳造方案
鋳型造型作業の方法
塗型の効用及び塗型材の種類
鋳込作業の方法
鋳仕上げの方法
鋳鉄品の検査
鋳鉄品に生ずる欠陥の原因及びその防止方法
金属溶解炉の種類及び用途
溶解作業法
鋳鉄の種類、成分、性質及び用途
鋳鉄以外の金属材料の種類及び用途
鋳鉄品の熱処理
材料試験
2級 鋳鉄鋳物鋳造作業
実技試験
2級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験の採点項目と配点です。
2級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験は
製作等作業試験です。
2級鋳鉄鋳物鋳造作業 実技試験 | |||||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |||
---|---|---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 歩留り(製品重量/鋳込重量) | 100 | ||
鋳造品の外観 | |||||
鋳放し寸法 | |||||
作業動作 | |||||
作業態度 | |||||
作業時間 |
- 製作等作業試験
所定の模型を使用して、主型を手込めにより造型し、鋳鉄鋳物(製品重量約16kg、材質FC200又はFC250相当)を製作します。
造型は、生型法、自硬性型法及びガス硬化型法のいずれかによるもの。造型:標準時間 2時間 打切り時間 2時間30分
(注湯・冷却)
型ばらし・砂落し・せき折り:打切り時間 30分
試験科目
2級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験科目です。
- 鋳鉄鋳物鋳造作業
鋳造方案の決定
鋳型造型の段取り
鋳物砂の調砂
鋳型の造型及び補修
鋳込作業
学科試験
2級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
2級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の学科試験科目です。
- 鋳造一般
鋳型の種類及び用途
鋳型造型用の工具及び機械
鋳型の乾燥方法
鋳型の硬化方法
品質管理 - 機械工作法
模型の種類及び用途
工作測定の方法
工作機械の種類及び用途
溶接法 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 関係法規
環境基本法関係法令(鋳造作業に関する部分に限る。) - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 鋳鉄鋳物鋳造作業法
鋳物砂原料の種類、性質及び用途
鋳物砂の性質、調砂及び試験
鋳造方案
鋳型造型作業の方法
塗型の効用及び塗型材の種類
鋳込作業の方法
鋳仕上げの方法
鋳鉄品の検査
鋳鉄品に生ずる欠陥の原因及びその防止方法
金属溶解炉の種類及び用途
溶解作業法
鋳鉄の種類、成分、性質及び用途
鋳鉄以外の金属材料の種類及び用途
鋳鉄品の熱処理
材料試験
3級 鋳鉄鋳物鋳造作業
実技試験
3級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験の採点項目と配点です。
3級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験は
製作等作業試験、判断等試験です。
3級鋳鉄鋳物鋳造作業 実技試験 | |||||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |||
---|---|---|---|---|---|
製作等作業試験 | 寸法精度 | 70 | |||
できばえ | |||||
仕様誤り | |||||
作業態度 | |||||
判断等試験 | 問題1 | 金属組織の判別 | 30 | ||
問題2 | 鋳型の名称 | ||||
問題3 | 鋳造方案各部の名称 |
- 製作等作業試験 試験時間 40分
所定の模型を使用して、中子を手込めにより造型します。
造型は、自硬性型法及びガス硬化型法のいずれかによる。 - 判断等試験 試験時間 15分
金属組織の判別をします。
鋳型の名称、鋳造方案各部の名称を問う。
試験科目
3級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の実技試験科目です。
- 鋳鉄鋳物鋳造作業
鋳型造型の段取り
鋳型の造型及び補修
鋳込作業
学科試験
3級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法
- 出題数 30問(真偽法30問)
- 試験時間 1時間
です。
試験科目
3級鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の学科試験科目です。
- 鋳造一般
鋳型の種類及び用途
鋳型造型用の工具及び機械 - 機械工作法
模型の取扱い
工作測定の方法 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 鋳鉄鋳物鋳造作業法
鋳物砂原料の種類、性質及び用途
鋳型各部の名称
鋳型造型作業の方法
塗型の効用及び塗型材の種類
鋳込作業の方法
鋳仕上げの方法
鋳鉄品に生ずる欠陥の原因及びその防止方法
金属溶解炉の種類及び用途
溶解作業法
鋳鉄の種類、成分、性質及び用途
1級 鋳鋼鋳物鋳造作業
実技試験
1級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の実技試験の採点項目と配点です。
1級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の実技試験は
製作等作業試験です。
1級鋳鋼鋳物鋳造作業 実技試験 | |||||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |||
---|---|---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品採点 | 材料歩留り | 100 | ||
鋳造品の外部 | |||||
できばえ | |||||
鋳放し寸法 | |||||
鋳造品の内部 | |||||
作業時間採点 | |||||
作業態度採点 |
- 製作等作業試験 標準時間 5時間 打切り時間 5時間30分
課題図に示す鋳造品(シーブ SC450)の鋳型を与えられた木型等によって造型します。
試験科目
1級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の実技試験科目です。
- 鋳鋼鋳物鋳造作業
鋳造方案の決定
鋳型造型の段取り
鋳物砂の調砂
鋳型の造型及び補修
鋳込作業
鋳鋼品の顕微鏡組織の判定及び外観検査
造型作業の工数見積り
学科試験
1級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
1級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の学科試験科目です。
- 鋳造一般
鋳型の種類及び用途
鋳型造型用の工具及び機械
鋳型の乾燥方法
鋳型の硬化方法
特殊鋳造法の種類
品質管理 - 機械工作法
模型の種類及び用途
工作測定の方法
工作機械の種類及び用途
溶接法 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 関係法規
環境基本法関係法令(鋳造作業に関する部分に限る。) - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 鋳鋼鋳物鋳造作業法
鋳物砂原料の種類、性質及び用途
鋳物砂の性質、調砂及び試験
鋳造方案
鋳型造型作業の方法
塗型の効用及び塗型材の種類
鋳込作業の方法
鋳仕上げの方法
鋳鋼品の検査
鋳鋼品に生ずる欠陥の原因及びその防止方法
金属溶解炉の種類及び用途
溶解作業法
鋳鋼の種類、成分、性質及び用途
鋳鋼以外の金属材料の種類及び用途
鋳鋼品の熱処理
材料試験
2級 鋳鋼鋳物鋳造作業
実技試験
2級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の実技試験の採点項目と配点です。
2級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の実技試験は
製作等作業試験です。
2級鋳鋼鋳物鋳造作業 実技試験 | |||||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |||
---|---|---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 歩留り(製品重量/鋳込重量) | 100 | ||
鋳造品の外観 | |||||
鋳放し寸法 | |||||
作業動作 | |||||
作業態度 | |||||
作業時間 |
- 製作等作業試験 標準時間 2時間30分 打切り時間 3時間
課題図に示す鋳造品(トラニオン SC450)の鋳型を与えられた木型等によって造型します。
試験科目
2級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の実技試験科目です。
- 鋳鋼鋳物鋳造作業
鋳造方案の決定
鋳型造型の段取り
鋳物砂の調砂
鋳型の造型及び補修
鋳込作業
学科試験
2級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
2級鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の学科試験科目です。
- 鋳造一般
鋳型の種類及び用途
鋳型造型用の工具及び機械
鋳型の乾燥方法
鋳型の硬化方法
品質管理 - 機械工作法
模型の種類及び用途
工作測定の方法
工作機械の種類及び用途
溶接法 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 関係法規
環境基本法関係法令(鋳造作業に関する部分に限る。) - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 鋳鋼鋳物鋳造作業法
鋳物砂原料の種類、性質及び用途
鋳物砂の性質、調砂及び試験
鋳造方案
鋳型造型作業の方法
塗型の効用及び塗型材の種類
鋳込作業の方法
鋳仕上げの方法
鋳鋼品の検査
鋳鋼品に生ずる欠陥の原因及びその防止方法
金属溶解炉の種類及び用途
溶解作業法
鋳鋼の種類、成分、性質及び用途
鋳鋼以外の金属材料の種類及び用途
鋳鋼品の熱処理
材料試験
1級 非鉄金属鋳物鋳造作業
実技試験
1級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の実技試験の採点項目と配点です。
1級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の実技試験は
製作等作業試験、計画立案等作業試験です。
1級非鉄金属鋳物鋳造作業 実技試験 | |||||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |||
---|---|---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 材料歩留り | 70 | ||
鋳造品の外観 | |||||
鋳放し寸法 | |||||
内部検査(耐圧試験) | |||||
作業動作 | |||||
作業態度 | |||||
作業時間 | |||||
計画立案等作業試験 | 30 |
- 製作等作業試験
所定の模型を使用して、主型及び中子を手込めにより造型し、フィン付きケース(材質AC2A又はAC4A相当、製品重量約2.5kg)を製作します。
造型は、生型法、炭酸ガス型法及び自硬性型法のいずれかによるものとし、注湯作業及び型ばらし作業も行います。
造型:標準時間 3時間 打切り時間 3時間30分
型ばらし・砂落とし:打切り時間 30分 - 計画立案等作業試験 試験時間 1時間30分
部品図の読図について行行います。
試験科目
1級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の実技試験科目です。
- 非鉄金属鋳物鋳造作業
鋳造方案の決定
鋳型造型の段取り
鋳型の造型及び補修
鋳込作業
軽合金鋳物の外観検査
造型作業の工数見積り
学科試験
1級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
1級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の学科試験科目です。
- 鋳造一般
鋳型の種類及び用途
鋳型造型用の工具及び機械
鋳型の乾燥方法
鋳型の硬化方法
特殊鋳造法の種類
品質管理 - 機械工作法
模型の種類及び用途
工作測定の方法
工作機械の種類及び用途
溶接法 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 関係法規
環境基本法関係法令(鋳造作業に関する部分に限る。) - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 非鉄金属鋳物鋳造作業法
鋳物砂原料の種類、性質及び用途
鋳物砂の性質、調砂及び試験
鋳造方案
鋳型造型作業の方法
塗型の効用及び塗型材の種類
鋳込作業の方法
鋳仕上げの方法
銅合金鋳物及び軽合金鋳物の検査
銅合金鋳物及び軽合金鋳物に生ずる欠陥の原因及びその防止方法
金属溶解炉の種類及び用途
溶解作業法
銅合金鋳物及び軽合金鋳物の種類、成分、性質及び用途
銅合金鋳物及び軽合金鋳物以外の鋳物材料の種類及び用途
銅合金鋳物及び軽合金鋳物の熱処理
材料試験
2級 非鉄金属鋳物鋳造作業
実技試験
2級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の実技試験の採点項目と配点です。
2級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の実技試験は
製作等作業試験です。
1級非鉄金属鋳物鋳造作業 実技試験 | |||||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |||
---|---|---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 材料歩留り | 100 | ||
鋳造品の外観 | |||||
鋳放し寸法 | |||||
内部検査(耐圧試験) | |||||
作業動作 | |||||
作業態度 | |||||
作業時間 |
- 製作等作業試験
所定の模型を使用して、主型及び中子を手込めにより造型し、ケース(材質AC2A又はAC4A相当、製品重量約2kg)を製作します。
造型は、生型法、炭酸ガス型法及び自硬性型法のいずれかによるものとし、注湯作業及び型ばらし作業も行います。造型:標準時間 2時間30分 打切り時間 3時間
型ばらし・砂落とし:打切り時間 30分
試験科目
2級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の実技試験科目です。
- 非鉄金属鋳物鋳造作業
鋳造方案の決定
鋳型造型の段取り
鋳型の造型及び補修
鋳込作業
学科試験
2級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
2級鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の学科試験科目です。
- 鋳造一般
鋳型の種類及び用途
鋳型造型用の工具及び機械
鋳型の乾燥方法
鋳型の硬化方法
品質管理 - 機械工作法
模型の種類及び用途
工作測定の方法
工作機械の種類及び用途
溶接法 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 関係法規
環境基本法関係法令(鋳造作業に関する部分に限る。) - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 非鉄金属鋳物鋳造作業法
鋳物砂原料の種類、性質及び用途
鋳物砂の性質、調砂及び試験
鋳造方案
鋳型造型作業の方法
塗型の効用及び塗型材の種類
鋳込作業の方法
鋳仕上げの方法
鋳鋼品の検査
鋳鋼品に生ずる欠陥の原因及びその防止方法
金属溶解炉の種類及び用途
溶解作業法
鋳鋼の種類、成分、性質及び用途
鋳鋼以外の金属材料の種類及び用途
鋳鋼品の熱処理
材料試験
合格率
鋳造技能検定の合格率です。
受検申請者数に対して免除者も含む合格率です。
特級
鋳造技能検定 特級の合格率です。
鋳造技能検定合格率 | |||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
特級 | 32人 | 6人 | 18.75% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
特級 | 35人 | 7人 | 20% |
鋳鉄鋳物鋳造作業
鋳造技能検定 鋳鉄鋳物鋳造作業の合格率です。
鋳造技能検定合格率 鋳鉄鋳物鋳造作業 |
|||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 254人 | 195人 | 76.77% |
2級 | 250人 | 197人 | 78.8% |
3級 | 268人 | 253人 | 94.4% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 276人 | 199人 | 72.1% |
2級 | 273人 | 209人 | 76.55% |
3級 | 183人 | 163人 | 89.07% |
鋳鋼鋳物鋳造作業
鋳造技能検定 鋳鋼鋳物鋳造作業の合格率です。
鋳造技能検定合格率 鋳鋼鋳物鋳造作業 |
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平成 27年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 7人 | 3人 | 42.85% |
2級 | 21人 | 17人 | 80.95% |
非鉄金属鋳物鋳造作業
鋳造技能検定 非鉄金属鋳物鋳造作業の合格率です。
鋳造技能検定合格率 非鉄金属鋳物鋳造作業 |
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平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 人 | 人 | % |
2級 | 1人 | 1人 | 100% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 31人 | 21人 | 67.74% |
2級 | 32人 | 11人 | 34.37% |
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動画紹介
OPEN EV 沖縄県教育委員会 教育支援ビデオさんのYOUTUBEに投稿している鋳造実習 砂型作りの動画です。