就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら、強化プラスチック成形技能士という資格があったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。
このページには
- 強化プラスチック成形技能検定 1級、2級の違い
- 作業の種類
- 資格取得に必要な試験
- 受験・応募資格・開催日程・合格基準
- 費用・試験科目
- 合格率
- 受験準備講習時間・受講料
などが書いてあります。
強化プラスチック成形に関する知識と技能を証明することができる資格
強化プラスチック成形に関する知識と技能を証明することができる資格があります。
- 強化プラスチック成形技能士
です。
強化プラスチック成形技能士は、都道府県職業能力開発協会で開催している強化プラスチック成形技能検定に合格することで取得できます。
強化プラスチック成形技能検定はプラスチック製品関係の技能検定で
1級と2級があります。
選択作業は手積み積層成形作業とエポキシ樹脂積層防食作業とビニルエステル樹脂積層防食作業の3つです。
強化プラスチック成形技能検定合格者には、
- 職業訓練指導員試験の一部・全部受験免除
- 労働安全コンサルタント試験の受験資格(1級)
- 鋼製地下タンクFRP内面ライニング施工の作業者の要件
- 作業環境測定士試験の受験資格
などの特典があります。
技能検定合格者の特典 技能士に付与される資格はこちらです。
- 1級 手積み積層成形作業
繊維強化材の裁断、樹脂の調合、型の整備、ゲルコート、手積み積層成形、硬化後脱型、二次加工、仕上げ、作業記録作成などの作業に必要な技能・知識と、併せて、強化プラスチック成形一般、材料、製図、危険物取扱い、廃棄物処理、環境保全、安全衛生などに関する知識も含まれ
複雑な形状のゲルコート、複雑な形状の手積み積層成形、精度の高い二次加工、高度の仕上げができるレベル - 2級 手積み積層成形作業
繊維強化材の裁断、樹脂の調合、型の整備、ゲルコート、手積み積層成形、硬化後脱型、二次加工、仕上げ、作業記録作成などの作業に必要な技能・知識と、併せて、強化プラスチック成形一般、材料、製図、危険物取扱い、廃棄物処理、環境保全、安全衛生などに関する知識も含まれ
通常の形状のゲルコート、通常の形状の手積み積層成形、通常精度の二次加工、通常の仕上げができるレベル - 1級 エポキシ樹脂積層防食作業
繊維強化材の裁断、樹脂の調合、下地処理、プライマー塗り、素地調整、積層防食、仕上げ、作業記録作成などの作業に必要な技能・知識と、併せて、強化プラスチック成形一般、材料、製図、危険物取扱い・廃棄物処理・環境保全、安全衛生などに関する知識も含まれ
高度な積層防食仕上げができるレベル - 2級 エポキシ樹脂積層防食作業
繊維強化材の裁断、樹脂の調合、下地処理、プライマー塗り、素地調整、積層防食、仕上げ、作業記録作成などの作業に必要な技能・知識と、併せて、強化プラスチック成形一般、材料、製図、危険物取扱い・廃棄物処理・環境保全、安全衛生などに関する知識も含まれ
通常の積層防食仕上げができるレベル - 1級 ビニルエステル樹脂積層防食作業
繊維強化材の裁断、樹脂の調合、下地処理、プライマー塗り、素地調整、積層防食、仕上げ、作業記録作成などの作業に必要な技能・知識と、併せて、強化プラスチック成形一般、材料、製図、危険物取扱い・廃棄物処理・環境保全、安全衛生などに関する知識も含まれ
高度な積層防食仕上げができるレベル - 2級 ビニルエステル樹脂積層防食作業
繊維強化材の裁断、樹脂の調合、下地処理、プライマー塗り、素地調整、積層防食、仕上げ、作業記録作成などの作業に必要な技能・知識と、併せて、強化プラスチック成形一般、材料、製図、危険物取扱い・廃棄物処理・環境保全、安全衛生などに関する知識も含まれ
通常の積層防食仕上げができるレベル
1級強化プラスチック成形技能士の資格コードは6405
2級強化プラスチック成形技能士の資格コードは6406です。
大分類F 製造関連技能 中分類64 プラスチック製品製造 |
|
免許・資格コード | 免許・資格内容 |
---|---|
6405 | 1級強化プラスチック成形技能士 |
6406 | 2級強化プラスチック成形技能士 |
資格取得に必要な試験
強化プラスチック成形技能検定は、実技試験と学科試験があります。
実技試験または学科試験のいずれか一方に合格した場合、次回以降の受検で免除を受けることができます。
(1級、2級なので有効期限はありません)
免除要件の詳細はこちらに書いてあります。
受験・応募資格・開催日程・合格基準
受験資格
強化プラスチック成形技能検定は、どの等級からでも受験をすることができますが、職業訓練歴、学歴、実務経験などで違いがあります。
技能検定試験の各等級の受検資格一覧表はこちらです。
強化プラスチック成形技能検定受験資格 | |||||||
受験対象者 | 必要となる実務経験年数 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1級 | 2級 | ||||||
2級 合格後 |
3級 合格後 |
3級 合格後 |
|||||
実務経験のみ | 2年 | 4年 | 7年 | 不要 | 2年 | ||
専門高校卒業 専修学校(大学入学資格付与課程限)卒業 |
6年 | 不要 | |||||
短大・高専・高校専攻科卒業 専修学校(大学編入資格付与課程)卒業 |
5年 | ||||||
大学卒業 専修学校(大学院入学資格付与課程)卒業 |
4年 | ||||||
専修学校または 各種学校卒業 (厚生労働大臣が 指定したものに限る) |
800時間以上 | 6年 | |||||
1,600時間以上 | 5年 | ||||||
3,200時間以上 | 4年 | ||||||
短期課程の普通職業訓練終了 | 700時間以上 | 6年 | |||||
普通課程の普通職業訓練終了 | 2,800時間未満 | 5年 | |||||
2,800時間以上 | 4年 | ||||||
専門課程又は特定専門課程の高度職業訓練修了 | 1年 | 2年 | 3年 | ||||
応用課程又は特定応用課程の高度職業訓練修了 | 1年 | ||||||
長期課程又は短期養成課程の指導員訓練修了 | 1年 | ||||||
職業訓練指導員免許取得 | 1年 | ||||||
長期養成課程の指導員訓練修了 | なし |
開催日程
技能検定試験は前期と後期に分かれて実施しています。
実施検定職種、日程はその年によって違います。
技能検定実施日程 | ||
前期 | 後期 | |
---|---|---|
実施公示 | 3月上旬 | 9月上旬 |
受験申請 | 4月上旬 | 10月上旬 |
実技試験問題の公表 | 6月上旬 | 11月下旬 |
実技試験 | 6月上旬から9月中旬 | 12月上旬から2月中旬 |
学科試験 | 7月中旬から9月上旬 | 1月中旬から2月上旬 |
※年度、都道府県で違いがあるので注意
受験手数料
強化プラスチック成形技能検定受験手数料 | |||
等級 | 実技試験 | 学科試験 | |
---|---|---|---|
35歳以上 | 35歳未満 | 全年齢 | |
1級 | 18,200円 | 18,200円 | 3,100円 |
2級 | 18,200円 | 9,200円 | 3,100円 |
合格基準
合格基準は、100点を満点として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上です。
1級 手積み積層成形作業
実技試験
1級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業実技試験の採点項目と配点です。
1級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業の実技試験は製作等作業試験です。
1級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業実技試験の採点項目と配点 |
|||
製作等作業試験 | |||
---|---|---|---|
採点項目 | 配点 | ||
製品 | 重量 | 100 | |
寸法精度 | 仕上がり寸法 | ||
肉厚 | |||
できばえ | |||
作業記録票 | |||
作業動作及び作業態度 | |||
作業時間 |
- 製作等作業試験 標準時間5時間 打切り時間 5時間30分
円筒部分をセットした状態で支給された成形型に離型処理を施してからゲルコート用樹脂を塗布する。
実技試験問題の仕様及び製品図に基づいてガラスマット及びガラスロービングクロスを裁断し、これを積層用の不飽和ポリエステル樹脂により手積み積層成形を行います。
試験科目
1級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業の実技試験科目です。
- 手積み積層成形作業
手積み積層成形
学科試験
1級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
- 強化プラスチック成形一般
強化プラスチック成形の原理
強化プラスチック成形の特性 - 材料
強化プラスチック用材料の種類、性質及び用途 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 危険物取扱い、廃棄物処理及び環境保全
危険物の取扱いに関する知識
廃棄物処理及び環境保全に関する知識 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 積層成形法
成形品の特性及び用途
成形品に関する日本産業規格
成形品の設計
積層成形の方法
その他の成形法の種類及び種類別の特徴
成形品に生ずる欠陥
成形品加工用の機械及び工具の種類及び使用方法
成形品の加工方法
成形品の検査方法
型の種類、設計及び製造
積層成形材料の種類、規格、性質及び用途
品質管理
2級 手積み積層成形作業
実技試験
2級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業実技試験の採点項目と配点です。
2級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業の実技試験は製作等作業試験です。
2級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業実技試験の採点項目と配点 |
|||
製作等作業試験 | |||
---|---|---|---|
採点項目 | 配点 | ||
製品 | 重量 | 100 | |
寸法精度 | 仕上がり寸法 | ||
肉厚 | |||
できばえ | |||
作業記録票 | |||
作業動作及び作業態度 | |||
作業時間 |
- 製作等作業試験 標準時間4時間 打切り時間 4時間30分
支給された成形型に離型処理を施してからゲルコート用樹脂を塗布する。実技試験問題に示すガラス繊維裁断寸法図に従ってガラスマット及びガラスロービングクロスを裁断し、これを仕様及び製品図に基づいて積層用の不飽和ポリエステル樹脂により手積み積層成形を行います。
試験科目
2級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業の実技試験科目です。
- 手積み積層成形作業
手積み積層成形
作業記録の作成
学科試験
2級強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
- 強化プラスチック成形一般
強化プラスチック成形の原理
強化プラスチック成形の特性 - 材料
強化プラスチック用材料の種類、性質及び用途 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 危険物取扱い、廃棄物処理及び環境保全
危険物の取扱いに関する知識
廃棄物処理及び環境保全に関する知識 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 積層成形法
成形品の特性及び用途
成形品に関する日本産業規格
成形品の設計
積層成形の方法
その他の成形法の種類及び種類別の特徴
成形品に生ずる欠陥
成形品加工用の機械及び工具の種類及び使用方法
成形品の加工方法
成形品の検査方法
型の種類、設計及び製造
積層成形材料の種類、規格、性質及び用途
品質管理
1級 エポキシ樹脂積層防食作業
実技試験
1級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業実技試験の採点項目と配点です。
1級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業の実技試験は製作等作業試験です。
1級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業実技試験の採点項目と配点 |
||
製作等作業試験 | ||
---|---|---|
採点項目 | 配点 | |
施工 | 施工法 | 100 |
樹脂使用量 | ||
樹脂配合比 | ||
作業態度 | ||
できばえ | ||
作業時間 | ||
皮膜特性 | ピンホール | |
膜厚 |
- 製作等作業試験 標準時間5時間30分 打切り時間6時間
エポキシ樹脂を用いて、試験台の床面、立ち上り面、コンクリート面、鋼板面、コーナ、円柱及び天井面の積層防食作業を行い、作業記録書を提出します。
試験科目
1級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業の実技試験科目です。
- エポキシ樹脂積層防食作業
積層防食
作業記録の作成
学科試験
1級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
- 強化プラスチック成形一般
強化プラスチック成形の原理
強化プラスチック成形の特性 - 材料
強化プラスチック用材料の種類、性質及び用途 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 危険物取扱い、廃棄物処理及び環境保全
危険物の取扱いに関する知識
廃棄物処理及び環境保全に関する知識 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 積層防食法
積層防食の特性及び用途
積層防食層の設計
躯体構造の種類及び特徴
積層防食における施工環境の管理
積層防食の工程
防食工法の特徴
積層防食層に生ずる欠陥
積層防食に使用する機械及び工具の種類及び使用方法
積層防食層の検査方法
躯体に生ずる劣化及び腐食
積層防食材料の種類、性質及び用途
2級 エポキシ樹脂積層防食作業
実技試験
2級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業実技試験の採点項目と配点です。
2級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業の実技試験は製作等作業試験です。
2級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業実技試験の採点項目と配点 |
||
製作等作業試験 | ||
---|---|---|
採点項目 | 配点 | |
施工 | 施工法 | 100 |
樹脂使用量 | ||
樹脂配合比 | ||
作業態度 | ||
できばえ | ||
作業時間 | ||
皮膜特性 | ピンホール | |
膜厚 |
- 製作等作業試験 標準時間5時間 打切り時間5時間30分
エポキシ樹脂を用いて、試験台の床面、立ち上り面、コンクリート面、鋼板面、コーナ及び天井面の積層防食作業を行い、作業記録書を提出します。
試験科目
2級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業の実技試験科目です。
- エポキシ樹脂積層防食作業
積層防食
作業記録の作成
学科試験
2級強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
- 強化プラスチック成形一般
強化プラスチック成形の原理
強化プラスチック成形の特性 - 材料
強化プラスチック用材料の種類、性質及び用途 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 危険物取扱い、廃棄物処理及び環境保全
危険物の取扱いに関する知識
廃棄物処理及び環境保全に関する知識 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 積層防食法
積層防食の特性及び用途
積層防食層の設計
躯体構造の種類及び特徴
積層防食における施工環境の管理
積層防食の工程
防食工法の特徴
積層防食層に生ずる欠陥
積層防食に使用する機械及び工具の種類及び使用方法
積層防食層の検査方法
躯体に生ずる劣化及び腐食
積層防食材料の種類、性質及び用途
1級 ビニルエステル樹脂積層防食作業
実技試験
1級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業実技試験の採点項目と配点です。
1級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業の実技試験は製作等作業試験です。
1級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業実技試験 採点項目と配点 |
||
製作等作業試験 | ||
---|---|---|
採点項目 | 配点 | |
施工 | 施工法 | 100 |
樹脂使用量 | ||
作業態度 | ||
できばえ | ||
作業時間 | ||
皮膜特性 | ピンホール | |
膜厚 |
- 製作等作業試験 標準時間5時間30分 打切り時間6時間
ビニルエステル樹脂を用いて、試験台の床面、立ち上り面、コンクリート面、鋼板面、コーナ、円柱及び天井面の積層防食作業を行い、作業記録書を提出します。
試験科目
1級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業の実技試験科目です。
- ビニルエステル樹脂積層防食作業
積層防食
作業記録の作成
学科試験
1級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
- 強化プラスチック成形一般
強化プラスチック成形の原理
強化プラスチック成形の特性 - 材料
強化プラスチック用材料の種類、性質及び用途 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 危険物取扱い、廃棄物処理及び環境保全
危険物の取扱いに関する知識
廃棄物処理及び環境保全に関する知識 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 積層防食法
積層防食の特性及び用途
積層防食層の設計
躯体構造の種類及び特徴
積層防食における施工環境の管理
積層防食の工程
防食工法の特徴
積層防食層に生ずる欠陥
積層防食に使用する機械及び工具の種類及び使用方法
積層防食層の検査方法
躯体に生ずる劣化及び腐食
積層防食材料の種類、性質及び用途
2級 ビニルエステル樹脂積層防食作業
実技試験
2級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業実技試験の採点項目と配点です。
2級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業の実技試験は製作等作業試験です。
2級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業実技試験 採点項目と配点 |
||
製作等作業試験 | ||
---|---|---|
採点項目 | 配点 | |
施工 | 施工法 | 100 |
樹脂使用量 | ||
作業態度 | ||
できばえ | ||
作業時間 | ||
皮膜特性 | ピンホール | |
膜厚 |
- 製作等作業試験 標準時間5時間 打切り時間5時間30分
ビニルエステル樹脂を用いて、試験台の床面、立ち上り面、コンクリート面、鋼板面、コーナ及び天井面の積層防食作業を行い、作業記録書を提出します。
試験科目
2級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業の実技試験科目です。
- ビニルエステル樹脂積層防食作業
積層防食
作業記録の作成
学科試験
2級強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
- 強化プラスチック成形一般
強化プラスチック成形の原理
強化プラスチック成形の特性 - 材料
強化プラスチック用材料の種類、性質及び用途 - 製図
日本産業規格に定める図示法及び材料記号 - 危険物取扱い、廃棄物処理及び環境保全
危険物の取扱いに関する知識
廃棄物処理及び環境保全に関する知識 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 積層防食法
積層防食の特性及び用途
積層防食層の設計
躯体構造の種類及び特徴
積層防食における施工環境の管理
積層防食の工程
防食工法の特徴
積層防食層に生ずる欠陥
積層防食に使用する機械及び工具の種類及び使用方法
積層防食層の検査方法
躯体に生ずる劣化及び腐食
積層防食材料の種類、性質及び用途
合格率
強化プラスチック成形技能検定の合格率です。
受検申請者数に対して免除者も含む合格率です。
手積み積層成形作業
強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業の合格率です。
強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業合格率 |
|||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 40人 | 20人 | 50.0% |
2級 | 70人 | 30人 | 42.85% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 46人 | 29人 | 63.04% |
2級 | 77人 | 35人 | 45.45% |
熊本県強化プラスチック成形技能検定 手積み積層成形作業合格率 |
|||
平成 24年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 14人 | 4人 | 28.57% |
2級 | 11人 | 4人 | 36.36% |
平成 19年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 7人 | 5人 | 71.42% |
2級 | 10人 | 5人 | 50.0% |
エポキシ樹脂積層防食作業
強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業の合格率です。
強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業合格率 |
|||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 21人 | 16人 | 76.19% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 21人 | 13人 | 61.9% |
2級 | 2人 | 2人 | 100% |
愛媛県強化プラスチック成形技能検定 エポキシ樹脂積層防食作業合格率 |
|||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 6人 | 6人 | 100% |
ビニルエステル樹脂積層防食作業
強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業の合格率です。
強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業合格率 |
|||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 35人 | 25人 | 71.42% |
2級 | 6人 | 3人 | 50.0% |
広島県強化プラスチック成形技能検定 ビニルエステル樹脂積層防食作業合格率 |
|||
平成 27年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 5人 | 1人 | 20% |
平成 22年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 5人 | 3人 | 60% |
強化プラスチック関連商品
強化プラスチック関連商品です。
繊維強化プラスチックの耐久性
3,630円 |
基礎からわかるFRP
3,300円 |
強化プラスチックの進歩 我が国FRP成形技術50年の軌跡
5,500円 |
強化プラスチック材料入門 製品開発に役立つ
2,860円 |
動画紹介
jstsciencechannelさんのYOUTUBEに投稿している匠の息吹を伝える~”絶対”なき技術の伝承~(84)繊維と樹脂が作り出す新たな力~手積み積層成形~の動画です。