就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら、仕上げ技能士という資格があったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。
このページには
- 仕上げ技能検定 特級、1級、2級、3級の違い
- 作業の種類
- 資格取得に必要な試験
- 受験・応募資格・開催日程・合格基準
- 費用・試験科目
- 合格率
などが書いてあります。
仕上げに関する知識と技能を証明することができる資格
仕上げに関する知識と技能を証明することができる資格があります。
- 仕上げ技能士
です。
仕上げ技能士は、都道府県職業能力開発協会で開催している仕上げ技能検定に合格することで取得できます。
仕上げ技能検定は金属加工関係の技能検定で、
特級、1級、2級、3級があります。
選択作業は
- 治工具仕上げ作業(1級・2級)
- 金型仕上げ作業(1級・2級)
- 機械組立仕上げ作業(1級・2級・3級)
です。
仕上げ技能検定の合格者には
- 職業訓練指導員試験の一部・全部受験免除
- 労働安全コンサルタント試験の受験資格
- 作業環境測定士試験の受験資格
などの特典があります。
技能検定合格者の特典 技能士に付与される資格はこちらです。
- 特級 仕上げ
管理者・監督者に必要となる共通的な工程管理、作業管理、品質管理、原価管理、安全衛生管理、作業指導及び設備管理の技能・知識と、各職種における高度な専門的技能・知識が含まれる。 - 1級 治工具仕上げ作業
治工具の仕上げ・組立て、部品のはめ合せ・心出し、平面の摺り合せなどの治工具仕上げ加工、鋼の熱処理、作業時間の見積りなどに関する技能・知識と、併せて、仕上げ法、機械要素、機械工作法、材料、材料力学、油圧・空気圧、製図、電気、安全衛生に関する知識も含まれ
高精度を要する治工具仕上げができるレベル - 2級 治工具仕上げ作業
治工具の仕上げ・組立て、部品のはめ合せ・心出し、平面の摺り合せなどの治工具仕上げ加工、鋼の熱処理、作業時間の見積りなどに関する技能・知識と、併せて、仕上げ法、機械要素、機械工作法、材料、材料力学、油圧・空気圧、製図、電気、安全衛生に関する知識も含まれ
通常精度の治工具仕上げができるレベル - 1級 金型仕上げ作業
金型の仕上げ・組立て、部品のはめ合せ・心出し、平面・曲面の摺り合せなどの金型仕上げ加工、鋼の熱処理、作業時間の見積りなどに関する技能・知識と、併せて、仕上げ法、機械要素、機械工作法、材料、材料力学、油圧・空気圧、製図、電気、安全衛生に関する知識も含まれ
高精度を要する金型仕上げができるレベル。 - 2級 金型仕上げ作業
金型の仕上げ・組立て、部品のはめ合せ・心出し、平面・曲面の摺り合せなどの金型仕上げ加工、鋼の熱処理、作業時間の見積りなどに関する技能・知識と、併せて、仕上げ法、機械要素、機械工作法、材料、材料力学、油圧・空気圧、製図、電気、安全衛生に関する知識も含まれ
通常精度の金型仕上げができるレベルです。 - 1級 機械組立仕上げ作業
機械装置の分解・組立て・調整・心出し、部品のはめ合せ・心出し、平面の摺り合せなどの機械組立仕上げ加工、作業時間の見積りなどに関する技能・知識と、併せて、仕上げ法、機械要素、機械工作法、材料、材料力学、油圧・空気圧、製図、電気、安全衛生に関する知識も含まれ
複雑、高精度な機械組立仕上げができるレベル - 2級 機械組立仕上げ作業
機械装置の分解・組立て・調整・心出し、部品のはめ合せ・心出し、平面の摺り合せなどの機械組立仕上げ加工、作業時間の見積りなどに関する技能・知識と、併せて、仕上げ法、機械要素、機械工作法、材料、材料力学、油圧・空気圧、製図、電気、安全衛生に関する知識も含まれ
通常の機械組立仕上げができるレベル - 3級 機械組立仕上げ作業
機械装置の分解・組立て・調整・心出し、部品のはめ合せ・心出し、平面の摺り合せなどの機械組立仕上げ加工などに関する技能・知識となっており、初級技能者のレベル。
併せて、仕上げ法、機械要素、機械工作法、材料、製図、安全衛生などに関する知識も含まれる。
特級仕上げ技能士の資格コードは5431
1級仕上げ技能士の資格コードは5432
2級仕上げ技能士の資格コードは5433です。
3級仕上げ技能士の資格コードはありません。
大分類F 製造関連技能 中分類54 金属加工 |
|
免許・資格コード | 免許・資格内容 |
---|---|
5431 | 特級仕上げ技能士 |
5432 | 1級仕上げ技能士 |
5433 | 2級仕上げ技能士 |
資格取得に必要な試験
仕上げ技能検定は、実技試験と学科試験があります。
実技試験または学科試験のいずれか一方に合格した場合、次回以降の受検で免除を受けることができます。
(1級、2級、3級に有効期限はありませんが、特級の有効期限は5年間です)
受験・応募資格・開催日程・合格基準
受験資格
仕上げ技能検定は、特級は1級合格後5年、1級から3級はどの等級からでも受験をすることができますが、職業訓練歴、学歴、実務経験などで違いがあります。
技能検定試験の各等級の受検資格一覧表はこちらです。
仕上げ技能検定受験資格 | ||||||||
受験対象者 | 必要となる実務経験年数 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特級 | 1級 | 2級 | 3級 | |||||
1級 合格後 |
2級 合格後 |
3級 合格後 |
3級 合格後 |
|||||
実務経験のみ | 5年 | 2年 | 4年 | 7年 | 不要 | 2年 | 不要 | |
専門高校卒業 専修学校(大学入学資格付与課程限)卒業 |
6年 | 不要 | ||||||
短大・高専・高校専攻科卒業 専修学校(大学編入資格付与課程)卒業 |
5年 | |||||||
大学卒業 専修学校(大学院入学資格付与課程)卒業 |
4年 | |||||||
専修学校または 各種学校卒業 (厚生労働大臣が 指定したものに限る) |
800時間以上 | 6年 | ||||||
1,600時間以上 | 5年 | |||||||
3,200時間以上 | 4年 | |||||||
短期課程の普通職業訓練終了 | 700時間以上 | 6年 | ||||||
普通課程の普通職業訓練終了 | 2,800時間未満 | 5年 | ||||||
2,800時間以上 | 4年 | |||||||
専門課程又は特定専門課程の高度職業訓練修了 | 1年 | 2年 | 3年 | |||||
応用課程又は特定応用課程の高度職業訓練修了 | 1年 | |||||||
長期課程又は短期養成課程の指導員訓練修了 | 1年 | |||||||
職業訓練指導員免許取得 | 1年 | |||||||
長期養成課程の指導員訓練修了 | なし |
開催日程
技能検定試験は前期と後期に分かれて実施しています。
実施検定職種、日程はその年によって違います。
技能検定実施日程 | ||
前期 | 後期 | |
---|---|---|
実施公示 | 3月上旬 | 9月上旬 |
受験申請 | 4月上旬 | 10月上旬 |
実技試験問題の公表 | 6月上旬 | 11月下旬 |
実技試験 | 6月上旬から9月中旬 | 12月上旬から2月中旬 |
学科試験 | 7月中旬から9月上旬 | 1月中旬から2月上旬 |
※年度、都道府県で違いがあるので注意
受験手数料
仕上げ技能検定受験手数料 | |||
等級 | 実技試験 | 学科試験 | |
---|---|---|---|
35歳以上 | 35歳未満 | 全年齢 | |
特級 | 18,200円 | 18,200円 | 3,100円 |
1級 | 18,200円 | 18,200円 | 3,100円 |
2級 | 18,200円 | 9,200円 | 3,100円 |
3級 | 18,200円 | 9,200円 | 3,100円 |
3級(学生) | 12,100円 | 3,100円 | 3,100円 |
合格基準
合格基準は、100点を満点として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上です。
特級 仕上げ
実技試験
特級仕上げ技能検定の実技試験は計画立案等作業で、試験時間は3時間です。
特級仕上げ 実技試験 | |
実施形式 | 配点 |
---|---|
計画立案等作業試験 | 100 |
試験科目
特級仕上げ技能検定の実技試験科目です。
- 工程管理
- 作業管理
- 品質管理
- 原価管理
- 安全衛生管理
- 作業指導
- 設備管理
学科試験
特級仕上げ技能検定の学科試験は
- 試験方式 五肢択一法
- 出題数 50問
- 試験時間 2時間
です。
試験科目
特級仕上げ技能検定の学科試験科目です。
- 工程管理
生産活動の流れ
生産の形態
工程管理の役割
日程計画
現品管理
進度管理
余力管理
在庫管理 - 作業管理
作業の標準化
方法研究
作業測定の方法
作業改善 - 品質管理
品質管理の考え方
統計の基礎知識
品質管理手法及びその活用
管理図の種類及びその活用
抜取検査の種類及びその活用 - 原価管理
原価管理の考え方
原価構成要素
原価低減及びその評価 - 安全衛生管理及び環境の保全
安全衛生管理
環境保全
公害防止 - 作業指導
教育訓練計画のたて方及び教育訓練の実施
仕事の教え方
改善の仕方
人の扱い方
教育訓練の方法 - 設備管理
設備管理の考え方
設備点検の方法
不良事項の原因及びその徴候
設備診断
設備と環境との関係 - 仕上げに関する現場技術
自動生産システム
機械加工法
材料
測定機器及び検査機器
1級 治工具仕上げ作業
実技試験
1級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の実技試験の採点項目と配点です。
1級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の実技試験は
製作等作業試験です。
1級治工具仕上げ作業 実技試験 | |||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |
---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 寸法精度 | 100 |
直角度及び平行度 | |||
すきま | |||
はめあい | |||
仕上げ面 | |||
作業態度 | |||
作業時間 | |||
特別採点 |
- 製作等作業試験 標準時間 3時間 打切り時間 3時間30分
やすり、けがき針、摺り合わせ用角度定規(あてずり又は平行台)、Vブロック、外側マイクロメータ等を使用して、S45Cの材料に加工を行い、課題図に示す精度を有する左右対称の治工具を2個製作します。
試験科目
1級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の実技試験科目です。
- 治工具仕上げ作業
治工具仕上げ加工
鋼の熱処理
作業時間の見積り
学科試験
1級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
1級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の学科試験科目です。
- 仕上げ法
手仕上げ
けがき
切削工具及び研削工具の種類及び用途
工作測定の方法
品質管理 - 機械要素
機械の主要構成要素の種類、形状及び用途 - 機械工作法
工作機械の種類及び用途
切削油剤の種類及び用途
潤滑方式
その他の工作法 - 材料
金属材料の種類、成分、性質及び用途
金属材料の熱処理
金属材料の表面処理
パッキン用材料の種類及び用途
材料試験 - 材料力学
荷重、応力及びひずみ - 油圧及び空気圧
油圧機器及び空気圧機器の種類、用途及び使用方法 - 製図
日本産業規格に定める図示法、材料記号及びはめあい方式 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 治工具仕上げ法
治工具の種類、構造及び用途
測定機器の種類及び用途
治工具の製作方法
ジグの組立て、調整及び保守
2級 治工具仕上げ作業
実技試験
2級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の実技試験の採点項目と配点です。
2級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の実技試験は
製作等作業試験です。
2級治工具仕上げ作業 実技試験 | |||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |
---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 寸法精度 | 100 |
直角度及び平行度 | |||
できばえ | |||
作業態度 | |||
作業時間 | |||
特別採点 |
- 製作等作業試験 標準時間 3時間 打切り時間 3時間30分
やすり、けがき針、摺り合わせ用角度定規(あてずり又は平行台)、Vブロック、外側マイクロメータ等を使用して、S45Cの材料に加工を行い、課題図に示す精度を有する段状の治工具を2個製作します。
試験科目
2級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の実技試験科目です。
- 治工具仕上げ作業
治工具仕上げ加工
鋼の熱処理
学科試験
2級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
2級仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の学科試験科目です。
- 仕上げ法
手仕上げ
けがき
切削工具及び研削工具の種類及び用途
工作測定の方法
品質管理 - 機械要素
機械の主要構成要素の種類、形状及び用途 - 機械工作法
工作機械の種類及び用途
切削油剤の種類及び用途
潤滑方式
その他の工作法 - 材料
金属材料の種類、成分、性質及び用途
金属材料の熱処理
金属材料の表面処理
パッキン用材料の種類及び用途
材料試験 - 材料力学
荷重、応力及びひずみ - 油圧及び空気圧
油圧機器及び空気圧機器の種類、用途及び使用方法 - 製図
日本産業規格に定める図示法、材料記号及びはめあい方式 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 治工具仕上げ法
治工具の種類、構造及び用途
測定機器の種類及び用途
治工具の製作方法
ジグの組立て、調整及び保守
1級 金型仕上げ作業
実技試験
1級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の実技試験の採点項目と配点です。
1級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の実技試験は
製作等作業試験です。
1級金型仕上げ作業 実技試験 | |||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |
---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 寸法精度 | 100 |
円弧部のすきま | |||
直角度 | |||
円弧部の当たり | |||
仕上げ面 | |||
円弧と直線とのつなぎめ | |||
たがね、きさげ面のすみのR | |||
作業態度 | |||
作業時間 | |||
特別採点 |
- 製作等作業試験 標準時間 3時間 打切り時間 3時間30分
たがね、やすり、きさげ、スコヤ、外側マイクロメータ等を使用し、SS400の材料にみぞ堀りを含む加工を行い、課題図に示す精度を有する金型を製作します。
試験科目
1級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の実技試験科目です。
- 金型仕上げ作業
金型仕上げ加工
鋼の熱処理
作業時間の見積り
学科試験
1級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
1級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の学科試験科目です。
- 仕上げ法
手仕上げ
けがき
切削工具及び研削工具の種類及び用途
工作測定の方法
品質管理 - 機械要素
機械の主要構成要素の種類、形状及び用途 - 機械工作法
工作機械の種類及び用途
切削油剤の種類及び用途
潤滑方式
その他の工作法 - 材料
金属材料の種類、成分、性質及び用途
金属材料の熱処理
金属材料の表面処理
パッキン用材料の種類及び用途
材料試験 - 材料力学
荷重、応力及びひずみ - 油圧及び空気圧
油圧機器及び空気圧機器の種類、用途及び使用方法 - 製図
日本産業規格に定める図示法、材料記号及びはめあい方式 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 金型仕上げ法
金型の種類、構造及び用途
測定機器の種類及び用途
金型の製作方法
金型の組立て及び調整
金型の検査及び修正
ジグの種類及び用途
2級 金型仕上げ作業
実技試験
2級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の実技試験の採点項目と配点です。
2級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の実技試験は
製作等作業試験です。
2級金型仕上げ作業 実技試験 | |||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |
---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 寸法精度 | 100 |
円弧部のすきま | |||
円弧部の当たり | |||
仕上げ面 | |||
円弧と直線とのつなぎめ | |||
作業態度 | |||
作業時間 | |||
特別採点 |
- 製作等作業試験 標準時間 3時間 打切り時間 3時間30分
やすり、スコヤ、外側マイクロメータ等を使用し、SS400の材料に加工を行い、課題図に示す精度を有する金型を製作します。
試験科目
2級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の実技試験科目です。
- 金型仕上げ作業
金型仕上げ加工
鋼の熱処理
学科試験
2級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
2級仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の学科試験科目です。
- 仕上げ法
手仕上げ
けがき
切削工具及び研削工具の種類及び用途
工作測定の方法
品質管理 - 機械要素
機械の主要構成要素の種類、形状及び用途 - 機械工作法
工作機械の種類及び用途
切削油剤の種類及び用途
潤滑方式
その他の工作法 - 材料
金属材料の種類、成分、性質及び用途
金属材料の熱処理
金属材料の表面処理
パッキン用材料の種類及び用途
材料試験 - 材料力学
荷重、応力及びひずみ - 油圧及び空気圧
油圧機器及び空気圧機器の種類、用途及び使用方法 - 製図
日本産業規格に定める図示法、材料記号及びはめあい方式 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 金型仕上げ法
金型の種類、構造及び用途
測定機器の種類及び用途
金型の製作方法
金型の組立て及び調整
金型の検査及び修正
ジグの種類及び用途
1級 機械組立仕上げ作業
実技試験
1級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験の採点項目と配点です。
1級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験は
製作等作業試験です。
1級機械組立仕上げ作業 実技試験 | |||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |
---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 六角ボルトの締付け強さ | 100 |
摺動(しゅうどう)状態 | |||
すきま測定 | |||
組立精度測定 | |||
当たりの測定 | |||
摺動(しゅうどう)ロッド③ の寸法測定 |
|||
タップ穴の直角度 | |||
外観 | |||
作業態度 | |||
作業時間 | |||
特別採点 |
- 製作等作業試験 標準時間 3時間30分 打切り時間 4時間
やすり、きさげ、スコヤ、卓上ボール盤等を使用し、はめあい、心出し、摺り合わせ等により、S45Cの部品を所定の精度に仕上げ加工を行い、その加工した部品と位置決めピンを含む部品を組み立てます。
試験科目
1級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験科目です。
- 機械組立仕上げ作業
機械組立仕上げ加工
作業時間の見積り
学科試験
1級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
1級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の学科試験科目です。
- 仕上げ法
手仕上げ
けがき
切削工具及び研削工具の種類及び用途
工作測定の方法
品質管理 - 機械要素
機械の主要構成要素の種類、形状及び用途 - 機械工作法
工作機械の種類及び用途
切削油剤の種類及び用途
潤滑方式
その他の工作法 - 材料
金属材料の種類、成分、性質及び用途
金属材料の熱処理
金属材料の表面処理
パッキン用材料の種類及び用途
材料試験 - 材料力学
荷重、応力及びひずみ - 油圧及び空気圧
油圧機器及び空気圧機器の種類、用途及び使用方法 - 製図
日本産業規格に定める図示法、材料記号及びはめあい方式 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 機械組立仕上げ法
機械組立ての段取り
機械の組付け及び調整
製品の各種試験方法
ジグの種類及び用途
2級 機械組立仕上げ作業
実技試験
2級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験の採点項目と配点です。
2級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験は
製作等作業試験です。
2級機械組立仕上げ作業 実技試験 | |||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |
---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 六角ボルトの締付け強さ | 100 |
摺動(しゅうどう)状態 | |||
当たりの測定 | |||
ロッドの寸法精度 | |||
ロッドの直角度 | |||
タップ穴の直角度 | |||
外観 | |||
作業態度 | |||
作業時間 | |||
特別採点 |
- 製作等作業試験 標準時間 3時間10分 打切り時間 3時間40分
やすり、きさげ、スコヤ、卓上ボール盤等を使用し、はめあい、心出し、摺り合わせ等により、角ロッドを含むSS400の部品を所定の精度に仕上げ加工を行い、その部品を組み立てます。
試験科目
2級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験科目です。
- 機械組立仕上げ作業
機械組立仕上げ加工
学科試験
2級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法及び四肢択一法
- 出題数 50問(真偽法25問 四肢択一法25問)
- 試験時間 1時間40分
です。
試験科目
2級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の学科試験科目です。
- 仕上げ法
手仕上げ
けがき
切削工具及び研削工具の種類及び用途
工作測定の方法
品質管理 - 機械要素
機械の主要構成要素の種類、形状及び用途 - 機械工作法
工作機械の種類及び用途
切削油剤の種類及び用途
潤滑方式
その他の工作法 - 材料
金属材料の種類、成分、性質及び用途
金属材料の熱処理
金属材料の表面処理
パッキン用材料の種類及び用途
材料試験 - 材料力学
荷重、応力及びひずみ - 油圧及び空気圧
油圧機器及び空気圧機器の種類、用途及び使用方法 - 製図
日本産業規格に定める図示法、材料記号及びはめあい方式 - 電気
電気用語
電気機械器具の使用方法 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 機械組立仕上げ法
機械組立ての段取り
機械の組付け及び調整
製品の各種試験方法
ジグの種類及び用途
3級 機械組立仕上げ作業
実技試験
3級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験の採点項目と配点です。
3級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験は
製作等作業試験です。
3級機械組立仕上げ作業 実技試験 | |||
実施形式 | 採点項目 | 配点 | |
---|---|---|---|
製作等作業試験 | 製品 | 六角ボルト④4本の締付け強さ | 100 |
最大すきまの測定 | |||
ロッド①の摺動(しゅうどう)状態 | |||
やすり面の当たりの測定 | |||
ロッド①の寸法精度 | |||
タップ穴の台③の C面に対する直角度 |
|||
作業態度 | |||
作業時間 | |||
特別採点 |
- 製作等作業試験 標準時間3時間 打切り時間3時間30分
やすり、スコヤ、卓上ボール盤等を使用し、はめあい、心出し、摺り合わせ等により、角ロッドを含むSS400の部品を所定の精度に仕上げ加工を行い、その部品を組み立てます。
試験科目
3級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の実技試験科目です。
- 機械組立仕上げ作業
機械組立仕上げ加工
学科試験
3級仕上げ製作技能検定 機械組立仕上げ作業の学科試験は
- 試験方式 真偽法
- 出題数 30問(真偽法30問)
- 試験時間 1時間
です。
試験科目
3級仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の学科試験科目です。
- 仕上げ法
手仕上げ
けがき
切削工具及び研削工具の種類及び用途
工作測定の方法
品質管理 - 機械要素
機械の主要構成要素の種類、形状及び用途 - 機械工作法
工作機械の種類及び用途
潤滑方式
その他の工作法 - 材料
金属材料の種類、成分、性質及び用途
金属材料の熱処理
金属材料の表面処理 - 製図
日本産業規格に定める図示法、材料記号及びはめあい方式 - 安全衛生
安全衛生に関する詳細な知識 - 機械組立仕上げ法
機械組立ての段取り
機械の組付け及び調整
製品の各種試験方法
合格率
仕上げ技能検定の合格率です。
受検申請者数に対して免除者も含む合格率です。
特級
仕上げ技能検定 特級の合格率です。
仕上げ技能検定合格率 | |||
平成 30年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
特級 | 491人 | 133人 | 27.08% |
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
特級 | 503人 | 65人 | 12.92% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
特級 | 515人 | 122人 | 23.68% |
治工具仕上げ作業
仕上げ技能検定 治工具仕上げ作業の合格率です。
仕上げ技能検定合格率 治工具仕上げ作業 |
|||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 366人 | 95人 | 25.95% |
2級 | 674人 | 263人 | 39.02% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 386人 | 109人 | 28.23% |
2級 | 665人 | 297人 | 44.66% |
金型仕上げ作業
仕上げ技能検定 金型仕上げ作業の合格率です
仕上げ技能検定合格率 金型仕上げ作業 |
|||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 171人 | 74人 | 43.27% |
2級 | 192人 | 72人 | 37.5% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 166人 | 82人 | 49.39% |
2級 | 197人 | 61人 | 30.96% |
機械組立仕上げ作業
仕上げ技能検定 機械組立仕上げ作業の合格率です
仕上げ技能検定合格率 機械組立仕上げ作業 |
|||
平成 29年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
1級 | 954人 | 300人 | 31.44% |
2級 | 1,793人 | 1,023人 | 57.05% |
3級 | 187人 | 121人 | 64.7% |
平成 28年 |
受検申請者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級 | 1,006人 | 263人 | 26.14% |
2級 | 1,757人 | 996人 | 56.68% |
3級 | 182人 | 125人 | 68.68% |
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広島県公式チャンネルさんのYOUTUBEに投稿している機械組立仕上げ 服部 博之 マイスターの動画です。