就職活動中に産業別で免許・資格・経験を調べていたら刈払機と書いてある求人が少しですがあったので、就職活動が有利になりそうな資格なのか調べてみました。
このページには
- 資格取得に必要な講習時間
- 資格取得に必要な講習受講料
- 作業時に起きた事故と障害例
などが書いてあります。
刈払機を使用した作業をするのに必要な資格
刈払機を使用した作業をするのに必要な資格があります。
- 刈払機取扱作業者安全衛生教育
受講資格がない講習機関と18歳以上になっている講習機関があります。
刈払機を使用する作業の安全を確保し、かつ、刈払機取扱作業者に対する振動障害を防止するため、当該作業に従事する者に対し、必要な知識等を付与する。
引用元: 基発第66号
刈払機取扱作業者安全衛生教育の修了に必要な講習時間
刈払機取扱作業者安全衛生教育の修了に必要な学科時間は5時間です。
- 刈払機に関する知識(1時間)
- 刈払機を使用する作業に関する知識(1時間)
- 刈払機の点検及び整備に関する知識(0.5時間)
- 振動障害及びその予防に関する知識(2時間)
- 関係法令等(0.5時間)
刈払機取扱作業者安全衛生教育の修了に必要な実技時間は1時間です。
- 刈払機の作業等(1時間)
刈払機取扱作業者安全衛生教育の修了に必要な講習受講料
講習受講料は講習機関で違います。
受講料を調べたのを書いておきますので目安にしてください。
刈払機取扱作業者安全衛生教育講習受講料 | |||||
コース | 日程 | 教習機関A | 教習機関B | 教習機関C | 教習機関D |
---|---|---|---|---|---|
6時間 | 1日 | 8,000円 | 9,900円 | 12,650円 | 14,000円 |
最後に
刈払機は農業、林業、建設業、造園業、その他の業種で使われている機械工具で、
短期間、低価格で取得できる資格でした。
WEBを使って自宅で取得できたり、『実技講習は各事業所にて行う』となっている教習機関がありました。
ホームセンターやインターネットなどで手軽に購入できる身近な機械工具です。
見た目も簡単に扱えそうな機械工具ですが、軽い事故から振動障害、骨折、切断、失明、死亡事故などもあるみたいなので、
講習料だけでなく、実技講習は十分に実績のあることを確認して教習機関を選んだほうが良いと思います。
刈払機の使用によるケガ障害
- 刈払機の刈刃の破片や石、金属片等の飛散物によるケガ
- 刈刃が接触したときに大きく弾かれてしまいケガ
- 逆方向へ操作をしてしまい大きく弾かれてしまいケガ
- 他作業者の接近に気が付かず刈刃を当ててしまいケガ
- 継続的な振動が加わり白ろう病や振動病の発症
などが、刈払機を使用した作業時に起きた事故と障害例です。
刈払機関連商品
刈払機関連商品です。
動画紹介
土屋繁行さんのYOUTUBEに投稿している刈払い機講習の動画です。